本誌感想(+小考察)のコーナーです。






最終回(108話)考察コーナー

では、このページでは本誌感想の中で触れられなかったり、言い足りなかった部分
のみを取り出して考察してゆきます。
(108話感想ページへのワープはこちらからどうぞ☆)
(アニメ63話+64話の感想内でも最終回について語っています。こちらへ☆)











◆ラストシーンまとめ

最終話のサブタイトルが『旅路の果て』。そしてラストシーンは再び旅立つエド…。
兄弟を新しい旅へと再び送り出したウィンリィは「じっとしてる男なんてつまらな
い」と言って、どこまでも続く線路を誇らしげに見つめる…。
いやー何度読み返しても若者たちの未来を感じさせる清々しい終わり方ですよねv
しかも、エドとアルが再び我が家を後にしたその理由が「世界を知りたい」という、
あの小さなフラスコの欲求と同じだったことが心打たれますし、素晴らしいところ。
今いる場所だけでなく、もっともっと広い世界を知りたい、理解したいというのは、
恐らく人間の根源的な欲望であって、善でも悪でもない、完全に純粋な欲する心…
すなわち存在全体の「願い」なのでしょうね。
つまり出発時点ではフラスコもエドアルも、そして奴隷として窮屈な人生を送って
いたパパも、まったく同じだったということです。

けれど、そのためには他人から何かを奪って身につける方法ではダメだったわけで
すね。自分の足で世界を歩いて、自分の目で見て、自分の持つものの中から代価を
払って世界を理解しなければ意義がない、と。意義がないというのは「価値がない」
という意味ではなくて、「血肉とはならない」という意味。
血肉にならなければ巡りめぐって自分の背丈(←精神的な)も伸びませんし、魂に
も染みつきません。だから牛先生はフラスコが一時的に得た力を「盗んだ高級品」
だと…言わばアクセサリーのようなものだと表現したのでしょう。
最終話の結びの言葉、「何かの犠牲なしに何も得ることはできない」というのは、
「働かざる者は食えない」と言い換えることもできるかな?(笑)
それはこの物語の最初へと戻る言葉でもあり、額面通りの意味を超えてゆく言葉で
もあります。
もちろん物語の最初には、それは単に「等価交換」という意味でした。けれど、ラ
ストで言及された「鋼の心」は、単純な等価交換で手に入るものではないわけです。
等価では手に入らない心……身を切って代価として得たものを、心の成長へとつな
げて初めて出来上がるもの、それこそが鋼の心なんですね。
そしてそれは、「全」である真理へと通じる新しい扉です。
要は、「自分の内側へと開く扉を開けろ」と……牛先生は仰りたいのだと思います。
その揺るぎない言葉の力…。
一の中にこそ全があることへの確信に満ちた思い…。
もうまさに、新しい哲学書と言っても過言ではない作品になりましたね!



◆ロイの視力取り戻しのからくり

感想内でもすでに触れましたが、ご質問を受けたので少しだけ追記いたしますね☆
石を持っていたのがマルコーさんということで錯覚しやすいですが、医療系錬金術
では当然ながらロイの真理空間までは作用しませんので、これはロイの初めての人
体錬成(自分自身の)となったはず。使用した陣は、やはりあの場ではエドが第一
人者ですので、エドに描いてもらったと考えるのが妥当ですよね。
もちろん代償は賢者の石。「勝手口」を持たないロイは、自分の扉を壊せば帰って
来ることができませんから、ちゃんと帰って来たということがつまり、ロイが今も
まだ錬金術師だということの証明となります。
未来写真で大将となっている時点でももちろん、その後グラマンを継いで大総統と
なった時にも、彼は錬金術師であったはず。もしかしたら歴代の大総統の中で初め
ての「錬金術師大総統」だったかも知れませんね。(就任式典で、壇上でサーベル
を錬成して見せたりしたらカッコいいv陣無し錬成だしね)
特筆すべき点は、彼はアルと共に恐らく世界で二人だけの、真理空間に行きながら
完全な身体を持つ術師だということ。(まぁ取り戻したわけですけど)
つまり、「錬金術の狂気(真理を追い求めることで自分を失う病)」から自由な術
師だということですね。当然ながら、彼は二度と真理空間へは赴かないでしょう。



◆奥さまに何が伝わったのか

閣下の最期の言葉はどうやら伝わらなかった様子ですね;ランファンとスカーから
何かが伝えられた描写は皆無です。
ただし、エドがあの状態のセリムを渡しただけでさようならとか、奥さまの方から
何も説明を求めずに終わった可能性はぜったい、到底考えられません(笑)
何より2年後の、「(セリムに異変を)起こさせません」という力強い言葉は、セ
リムが人造人間であることを理解していなければ出てくるはずのない言葉です。
ですので、恐らく彼女はエドとロイ、マルコーさんあたりから、「ホムンクルスに
ついて」の説明を1から10まで受けたはずです。
その時に、付随して閣下の生い立ちの話をロイが彼女にしたか否か……これはもう
推測でしかないわけですが、セリムを「ブラッドレイ家の遠縁の子」として連れて
きたのが閣下である以上は(当然そうだったはずですが)、やはり避けては通れな
い話だったのではないかと思います。(ロイからの思いやりとしても。)
まぁ結果としてどの話もすべて、彼女から夫への、そして息子への愛情には影響を
及ぼさなかったわけですがvしかし、それをとうに見越していた閣下の信頼心と、
見越したからこそ彼女を選んだ最強の眼には、やはり感服せざるを得ませんね!



◆セリムはどうやって育ったか

これについてはすでに106話の感想内考察 「現実問題としてあの胎児ちゃんの今後
は?(豆赤児考察)」の中で詳細に予想してみたのですが、完結時点でもほぼ意見
は変わっておりませんので、そちらも合わせてご参照いただけましたら幸いです☆
ごくごく簡単にまとめますと、
・胎児なのに羊水から出ても平気なこと、ママ…などと発語している、額に◎があ
る…等のことから、セリムの中にはまだわずかに、しかし確実に賢者の石が残存し
ている。(エンヴィーの本体と同様に)
・ただし「傲慢」はすでに中から消滅済みで、もはや「ホムンクルスの矜持」は持
っていない。魂は一個。
・以前と同じ外見なのは、以前の「容れ物」がこの本体のDNA情報をもとに作られて
いたため。
……という感じでしょうか。
特筆すべきなのは成長の早さだと思われますね!
あの約束の日から約2年で「よたよた歩き」「たどたどしいおしゃべり」程度とい
うことは、見た感じも含めてほぼ人間の2歳児と変わらないように思えます。(う
ちにも同じくらいのチビがいるので確かです。笑)
でも、よくよく考えてみればセリムは2年前は「胎児」だったんです。つまり本来
ならあと少なくとも数ヶ月くらいは母親の胎内で大きくなってからスタートライン
(=出産=0ヶ月児)となるはずのところを、すっとばして2歳児になっているん
ですよね。(まぁ誤差の範囲と…考えられなくも…ないわけではないけど。笑)
ですから、その成長の早い部分、そして羊水や胎盤を必要としなかった部分などを、
残存する賢者の石の力で補っていたと思われるわけです。
(あ、へその緒ももちろん無かったわけですよね〜。でもどうなのかな、おへそは
あるのかしら…。今のところ探し出せてませんがv笑)

2年後の時点でまだ額の◎印はありましたが、個人的予想としては今後、通常より
早く成長したことなどから石の力を使い果たし、やがて本物の人間になるのではな
いかと思います。ほんとにピノキオですねv
くどいようですが、その時こそセリムがお父様の代わりにラスボス=「完全な存在」
となる時…。お父様の野望を正攻法で成就してゆく存在こそセリムなのです。
つき詰めれば結局、フラスコに足りなかったものは「家族の愛」だったのかも知れ
ませんね。
もしもホーパパにわずかでも後悔があったとすれば、やはりその点をケアしてやれ
なかったことなのかも知れませんが…すでに物語の幕は閉じられました。



◆「セリム・ブラッドレイ死亡」の件

これは閣下サイトCASTLEの魁人さんvから頂いた疑問点です。
うーん確かに、国民に対してはっきりと「ご子息セリム・ブラッドレイさんは命を
落とされた」とラジオで伝えてしまいましたものね(苦笑)それなのに今後、あの
豆セリムたんが学校にでも上がって「セリム・ブラッドレイ」を名乗るとなると、
確かにちょっと物議を醸しそうではあります。
そして魁人さんが注目されるのは、2年後描写で奥さまの指輪が描かれていなかっ
たこと、ですね。もしも奥さまが旧姓を名乗っていれば、セリムのフルネームでの
混乱を避けられるわけですが、指輪に牛先生の意図をくみ取れるか否か?という…。

どうでしょう。なかなか判断しかねますね〜(苦笑)もしかしたら来月の再掲載時、
そしてコミックス発売時に指輪の修正があるのかも知れないわけですが。(アニメ
ではなさってましたが…。でも他キャラ、たとえばイズミの指輪描き忘れとか、今
までに確かに作中で例がない気もします。細かく見ればあるかな…?)
個人的には、「新たに養子をもらって同じ名前をつけた」ということで通しても、
それほど周囲の違和感はないと…思いますけれど。(外国では父親と息子が同じ名
前とかもよくあることですからね〜。○○ジュニアと呼んで。ひどい時は3代続け
て同じ場合もありますし…日本人の感覚と違いますよね笑)
あと、息子のフルネームを気づかって旧姓を名乗るとしても、指輪まで外さねばな
らない外聞の悪さ、というのはないと思うんです。閣下のことは国民に惜しまれて
終わったわけですし…。むしろブラッドレイ家がそれで絶えてしまうとすれば、奥
さまにとってその方が悲しみであるような気がします。セリムの秘密を教えてもら
う時に、それが夫の本当の名ではなかったことを奥さまが知ったとしても、愛した
人がずっと名乗っていた姓であれば絶やしたくないと思うのでは…。閣下にとって
も、彼が唯一選んだ女性との幸せな住み家の名称だったのですからねv
あと、名前と同じくらい問題がありそうなのは、以前のセリムと面識のある人が新
しいセリムを見た時に、「???」と混乱する可能性でしょうか(笑)まんまじゃ
ん!!という…。(外見はごまかせない;)
年齢のことがあるので「いや〜本当は死んでなかったんですv」という手は使えま
せんから、また「実は夫の遠縁の子を…」ということになる…のでしょうか…;;
(だから似てるんですよという…)それなら、ヘタにごまかさずに同じ名前でスタ
ートしておいた方がいいような気もしますし。うーん難しい。

というわけで、先生の描き忘れなのかどうかというところはちょっと分からないの
ですが(苦笑)、個人的にはセリムはやっぱりセリム・ブラッドレイで生きてゆく
のかなという気がいたします。この際、世間の目よりも奥さまにとってこの子がセ
リムだということの方が大切かな?と。お二人には人目を気にせずに、幸せな親子
であってほしいものですv
アニメ誌のインタビューで牛先生は「プライドが生き残ったことは、凶暴な本性を
持つものが人間の本物の愛情によって0からやり直したらどうなるか、という挑戦」
という意味のことを仰っておられますが…これはもちろん肯定的な未来を信じてい
るがゆえに展開されたエピソードなわけですものねv



◆国としての後始末

レベッカがリザに語った、「シュトルヒを利用して都合のいい情報を作る」という
のはたぶん、「まるで閣下が自分亡き後のために書き遺していたかのように、後継
者についての文書を作らせる」という意味だと思います。(ということは、閣下自
身は遺してなかったということですね…(苦笑)でもシュトルヒさんとリザたんを
くれたのだから十分ですけど!)
視力が戻ったロイが、どの時点でグラマンにひとまず大総統職を依頼したのか、そ
れともおじいちゃんが頑として譲らなかったから、仕方なく自分は東方司令部の司
令官になかったのか…(笑)(まぁ、ともかく早急にイシュヴァール再建に着手し
たいから東部に…という理由が妥当だとは思いますが)…その辺は定かではありま
せんけど。でもその「都合のいい情報」というのは、例えば「悪しき上層部を排除
したのち、軍部内に残った最も階級の高い者がとりあえず暫定大総統となれ」みた
いな文書を作らせるとか……そんな感じではなかったかと思います。
要はこの戦い終結時、未だ国民に対して最も説得力のあるのは閣下の意思と言葉だ
ということですね。閣下の名誉を守って事件を終わらせたおかげで、マスタン組は
その威光を丸々利用することができるわけです。(そしてそれが最初から閣下の思
惑だったのだと思います。って何度もくどいですけど…;;)
そして国民にあれだけ「マスタング」の名をアピールしたことが無になるはずもな
いので、暫定政権のごく初期からロイの何年後かの大総統継承は内定していたと考
えられます。姉上が中央を断念した今、恐らく軍部内には他に少将以上の階級の者
はいないんですよ。つまり「准将」に昇進したロイが事実上グラマンに続く次席だ
ということでしょう。

でもとにかく、現職の大総統補佐官が2人もロイについているんですから、ロイの
発言権は相当大きかったはずですよね!
恐らくはリザをどっちに置くか(グラマン大総統の補佐とするか、ロイの補佐に戻
るか。でもロイが彼女を離すはずはないから…笑)でかなりもめたと思いますが、
国政を取り仕切る現場に最も精通しているシュトルヒさんは、少なくとも2年後に
はまだおじいちゃんの元で働いていると思います。(あははv笑)
かわいそうですよね〜〜閣下と一緒に今までおじいちゃんを嫌がっていたんでしょ
うにね〜。(でもおじーちゃんの方も、ハクロでさえ「やだなーあいつお堅いんだ
もん」とか言ってたのに、もっともっとお堅そうなシュトルヒさんが補佐だなんて
きっとすごく嫌だと思いますが。笑)

でも、いい加減くどいけど、やっぱりこの未来の政権の青写真をえがいたのは閣下
ですよv(感想内の「5:後始末のあれこれ」で詳細に書いております)



◆回収されなくて悔しかった!?伏線リスト

先月号と見比べてテンションの落差を自虐的に楽しもうという企画です。
うふふふ。(目が笑ってない)

というわけで、107話感想内で書いた「キャラクター別回収されてない伏線リスト」
の中から、とにかくちょっとでも回収されたと言える項目を除き、まったく触れら
れなかった項目について不満を…じゃなかった冷静に分析を試みてみることに致し
ます。(どこが冷静!?というツッコミはなしですよー(笑)いえほんと、これは
お遊び企画ですvこんな見事なエンディングに不満などあるはずもありません!)


エド
◆ロイと520センズの約束のやりとり。

これは初め、「描かなくても分かりきっている描写ゆえに省かれた」と思っていま
したが…違いますね。エドは16巻で「大佐が大総統になったら返す」と言っている
ので、本編でロイが大総統になった描写が描かれなかった以上、伏線としては回収
されなくて当然なんです。「年表の中で確約された未来ではある」つまり予定表に
は書いてあるけれど、作中時間としてそこまで描かれなかったということですね。
ですから「回収されなかった」とは言い切れないわけです。うーん妙手!(笑)


アル
アルに関する伏線はほぼ完璧に回収されました。良かったね☆


ホーパパ
◆家族写真の行方。

うーん、パパの服は戦闘終結時にボロボロになってたけど…でも、どうにかズボン
のポケット内とかで無事に残っていて、パパと一緒に埋葬できたのならいいな…。
いやいや、それより埋葬の前に見つけてもらって、またピナコの居間の壁に戻った
説の方がいいかなv(例えボロボロ写真でも、エドとアルのために。)あれだけ満
ち足りた表情で逝ったパパですし、天国ではトリシャと一緒だから寂しくないです
ものねv
それにしても、108話の未来ページで長男を抱き上げるエドがあの写真のパパと同じ
ポーズで…ただし泣き顔ではなく満面の笑顔、というのは牛先生の意図でしょうか。
うーん。意図ですよねきっとv


ロイアイ関連
◆「素直な涙が見たい」
◆「リザ!」呼び再び
◆リザの「守るべき人が目的を果たすその日まで引き鉄を引くわ」の結末。
◆「未来のファーストレディに」「気が早すぎですよ」
◆「早く嫁さんもらえ」(=結婚v)
◆2人でヒューズのお墓に報告
◆ロイアイベビー

……この↑伏線の残り具合の異常なことと言ったら!!(笑)
いや〜もうここは逆説ですよね。「もう全部、伏線まんまなので省略します!」と
いう事情の何よりの証しだと…(笑)
でも確かに、主人公であるエドとウィンリィの仲をあのままあやふやにして読者の
想像に任せるよりは、「ぎゅうv」まで描いたロイアイをそのままにしてエドとウ
ィン子のけじめを描いた方が物語として正しいというか…王道だなと思いますし。
すでにアニメ感想やお返事の中で叫んだ部分もありますが、細かいところはまた下
のロイアイ考察で述べます。
あ、でも一つだけ、「未来のファーストレディに」=グラマン中将とリザとの血縁
に関してだけはここで書いておきますね。
これは、個人的には上記の「520センズの約束」と同じ扱いだと思っています。つま
り作中の予定としては、リザ(孫娘)が未来の「ファーストレディになる時=ロイ
の大総統就任時」に回収されるはずの伏線なんですね、これも。ですから6巻のや
りとりを描いた牛先生の心づもりでは、「グラマンはいずれ孫娘の婿君のおめでた
い席で驚きの血縁を明かしてみせる予定」ということだったのでは…(笑)
先日発売のアニメ誌内のインタビューでも「グラマンはロイをかわいいと思ってい
る」と先生自ら語っておられますし、パーフェクトガイドで書かれたことが結果的
に偽情報だったというのもおかしいですしね。
ですからやはり、「確約された未来ではあるけれど作中時間としてそこまでたどり
着かなかった」という扱いだと思うので、これも「回収されなかった」とは言えな
いのです。妙手!(笑)


閣下
◆「やりがいのある良い人生だった」の根拠。シュトルヒさんの活躍なるか?
◆ロイとエドに銀時計を捨てさせなかった理由。

うーん…結局、閣下の立場については大どんでん返しを切望したものの、特に最終
話での真新しい情報はありませんでした(涙)つまり牛先生は、もしも閣下が人間
側のために何かを考慮した「裏」があったとしても明確に語る気はないということ
ですね。(もちろんそこを読者に読ませるのがストーリーテラーですものね;作者
が解説者になったらつまらないですし;)
でも個人的には、ここまであれこれとほのめかされたら状況証拠いっぱいですし…
「未必の故意」ではないですが、あとは作者の自供次第と言いますか…(苦笑)
シュトルヒさんについては上の方ですでに書きましたが、やはり閣下について大事
なことは、最高権力者だったということですよね。とにかくアメ国の政治中枢、社
会、人事、状況のすべてをその手で決定できる、左右できる立場だったというのは
念頭に置かねばならないこと…。
これまで数年にわたって書いてきた閣下考察は、今後もそのまま残しておきます☆
それを信じているのが私だけだとしても(笑)
あ、これって言わば密室の恋?(すみません;)


閣下夫人
◆ランファン経由、夫の最期の言葉が伝えられる。
◆セリムと夫のことを許容した後、国民へ向けて何らかの言葉を。

はい、国民にはホムンクルスの「ホ」の字も伝わらずに終わりましたね(笑)
でもそれで万々歳!ロイと閣下の間の、深くて見えない絆があればこそ…だと思っ
ています。おかげで奥さまの名誉と今後の静かな生活は守られましたからv
閣下の最期の様子が彼女に伝わらなかったことも、それはそれでとても納得のゆく
扱いだと思っています。(そうでないと105話の壮絶さが生きませんものね。あれ
は本当に唯一無二(涙)あのセリフを読んだ時の衝撃だけは一生忘れません)
でもそうなると、奥さまと閣下の最後の会話はやはりあの演習に出立する朝という
ことになりますよね。105話の冒頭考察の中でも書きましたが…見送る奥さまに、
彼はどんな思いでどんな言葉をかけたんでしょうか。最後と知りつつ…。それとも
いつもと変わらず、「行ってくるよ」「行ってらっしゃい」だったのかな?(それ
もまたじんわり萌えますv)


マイオリ関連
◆開門宣言。
◆マイオリ再会+姉上からバッカニアさんの件を報告。
◆マイルズさん、眼鏡なしで素性を公表。(まぁ堂々と外してる時もあったけど)
◆アレックスとオリヴィエの家督争いの行方。
◆ヒヤシンスの復讐(ロイアイの結婚式場面での復讐となるかも?笑)
◆キャスリンと両親帰国、恐怖のおみやげは本当に象!?
◆マイルズさんの「妻」は一体誰なのか!?
◆花屋のおばちゃん再登場、マイルズさんとの血縁?姉上の「ばあや」なのか?

マイオリに関しては伏線回収よりも「スカーの保護者」としての描写に終始してま
したねー(笑)
「ヒヤシンスの復讐」は、スカーを生かしてロイの元に送り込むことで果たされた
のか否か…(苦笑)(オリヴィエ様は23巻の出来事を知らないので、あまり効果は
無かったと思うんですけど;)
でも、感想内で書いたとおり姉上の目的は当初から「マイルズさんのために上層部
へイシュヴァールの復讐を(+イシュ人にとって肩身狭くない未来を)」という事
だったと思うので…(というか、そう結論づけざるを得ない最終回だったので)…
その意味では「スカーの保護者」となるのは最もストレートな伏線回収だったと言
えるかも。私がそれをリストから漏らしていたということですね;
でもキャスリンとご両親の帰国シーンは絶対描かれると思ってました(笑)いや、
まだ巻末おまけ4コマというギャグにうってつけの場所がありますよね!期待!
(マイルズさんの「妻」についてはマイオリ考察でまた触れますv)


リンラン関連
◆賢者の石、放棄か??
◆ランファンが閣下の最期の言葉を夫人に伝える。(王の伴侶の件)
◆帰国する前にランファンが機械鎧の御礼を言いにゆく描写。(ドミニクさん宅?)

まず、ちゃんと賢者の石を持って帰ったことにびっくりしました(笑)「石の中の
魂」は、最終的にすべて解放されて終わると思っていたので…(あれはシンでどの
ように処理されor使われたんでしょう〜〜〜気になる!)
あと、ランファンの機械鎧の制作者が結局明かされずに終わったのも意外でした。
そうそう、未来写真でランファンは面をつけてたから分かりませんでしたけど、メ
イ子が見事にきれいな中華っ娘に成長したことを見ても、成長したランファンの美
しさは推して図るべしでしょうねv


スカー
◆何らかの方法で本名が明らかになる。(師父さまによる?)
◆ウィン子と再会…は無理そうなのでエドアル兄弟にウィン子への伝言を託す。

脱帽です(笑)明かされない名前にああいった意味があろうとは…!
ウィンリィとの再会は、いちおう同じ東部にいるんだからそのうちニアミスもあり
そうな…あり得そうな気もします。でも、私はそれよりもメイとの再会の方が萌え
ますけど…v(スカメイ〜笑)


メイ
◆スカーとの再会
◆賢者の石、放棄か??
◆帰国する前に炭坑でカヤルたちと再会

ここで書いていた「スカーと再会」は、最終決戦のあとで、という意味です(笑)
シン組がああまで急いで帰ってしまうとは思いませんでしたが、リンとメイが和解
(?)したことでメイの今後が明るいものになったのは良かったv
そしてアルとの仲はきっと国際結婚まで進んだと…思っていいんですよね?それな
ら「皇帝リン」にとっては新郎新婦とも縁が深い人物なわけだし、お祝いの品など
も半端じゃなかったことでしょうvいっそ式はシンで??
このあたりの未来妄想も楽しさいっぱいですねー(笑)


ウィンリィ
◆エドとの身長についてのやりとり(自分より背の低い男のお嫁さんには云々)

これはもう…回収どころかそんなレベル飛び越えてたと言うか(笑)
気が強そうに見えるけど、終わってみればウィンリィがいちばん「おふくろタイプ」
と言うか古き良き時代の女というか、男が旅に出るたびに待っててやって受け止め
るタイプなのが興味深いです。
他のレディーたちは多かれ少なかれアマゾネスなのにね(笑)


マダム・クリスマス
◆「ロイ坊」改め、「ロイ」と呼んでやる。
◆グラマン中将とは旧知の仲なのか否か??

結局、ロイリザともに出自や肉親関係の明かされ具合は最小限でした。というか、
やはりあまりにもイシュヴァールが濃かったのだと思います。イシュ戦以上にロイ
アイのキャラクター幅を広げたら、もう主人公を喰ってしまうんですよね。そのく
らいロイとリザの抱えるドラマは主役級だということです。
でもマダムの再登場は見たかったなぁ(苦笑)新しい店はイーストシティにあるの
かも知れませんねv


アメストリス国民
◆イシュヴァール人との和解の描写。
◆閣下の国葬……はどうなるかなぁ。国民が彼を理解してくれるといいな…(涙)

「和解」というよりは、イシュ人側がどう納得するかというのが焦点だったと思い
ますが、イシュ政策にロイがマイルズさんを起用した、ということが描かれたので
その後のなりゆきはおよそ見当がつきます。「混血の私だからこそできることがあ
る」というマイルズさんの言葉そのままに、彼は両民族の橋渡し役となったはずで
すからv(これはまたマイオリ考察で触れますね)
そして閣下の「王」たる名誉は保たれたまま終わりましたから、国民は彼の他界を
悼んで当然。国葬ももちろん行われたことでしょう。
グラマン大総統時代はまだ軍事国家……のように見えますが、ロイにトップのバト
ンが渡ってからゆるゆると民主化が進む…という作中予定なのでしょうね(16巻で
のリザの言葉から)。社会規模でもきちんと明るい未来が提示されているところが
素晴らしいですv


その他のキャラなど
◆キメラズ4人の身体の件。(誰が元に戻せるのかまったく不明だけど…)
◆シュトルヒさんが良い人か悪い人なのか判明する。(個人的に重要なところ笑)
◆マスタン組+その周囲の人々が閣下夫妻の絆を知って感動する。
◆マリアさん、少佐と再会
◆ピナコの女豹時代の真相
◆錬金術の位置づけ(無くならないとは思うけど、法律などが変わりそう)
◆ヨキ……の末路は想像つきません;

このあたり、細かい部分は予想に反してあまり描かれませんでしたね〜(苦笑)
もちろんここであれこれの事を「伏線だろう」と予想したのは、私の個人的な判断
にすぎないわけですが…。(描きだしたらキリがないというのもありますよね〜)
意外なところでは、キメラズが2組に分かれたまま、家庭持ち組はアルにくっつい
てゆき、このままでもOK組はヨキサーカスという未来を選んだことかな(笑)
ステージでいきなりゴリラ化とかライオン化してみせたら、それは受けそう!!
国家錬金術師制度のその後については触れられませんでしたが、どうもあまりにも
「ロイがトップになってから起こるだろうこと+描かれるだろうこと」が多い気が
します。それだけ作中の未来でのロイの役割は絶大ということですよね。(10年後
くらいには文字通りロイアイがこの国を背負っているわけですよv)
だからって牛先生の次作がロイを主人公にした「焔の錬金術師」だ…などとは予想
しませんけど、そうなっても面白いですよね(笑)
あり得ないなんて事は(以下略v)




未来予測メモ

こちらの考察は膨大な量になりましたので別ページを用意致しました。
もしご興味おありの方がいらっしゃいましたらこちらをご参照下さい。



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