第97話
何を置いてもまずとにかく絶叫したい心境です!!
閣 下 ぁ ぁ ぁ ぁ ! ! !
ああご無事で!!(涙)そのあまりにも見事な再登場は本当に鳥肌ものでした!!
何という格好良さなのでしょう…(うっとり)…もうこのサイトは閣下サイトにし
ても良いとさえ思ってしまうほどです!!(しませんけど!!いやでも迷う!笑)
しかし、これでついにオリヴィエ様が「叛逆者」として閣下と相対する時がやって
きたわけです。大総統の椅子を見つめる碧眼に去来した思いやいかに…!?
そしてホーエンパパが「あの日」からずっと試み続けてきた真実には、同情を超え
た痛ましさを感じましたね。
誰も彼も元は人間のはずなのに、どっちもこっちも壮絶です。
もはや何をもって「人間」と定義してよいのか、こちらの基準もあやうくなってき
ましたが…。
うーん今月も凄かった、と毎号うなっているわけですが、今月はさらに凄かった…
というよりも、もうこれは雪だるま式にラストまでどんどん盛り上がり続けるとい
う方向で間違いないように思います!!
我々にできるのはただ、唖然呆然として叫びながら一喜一憂することだけのようで
す;
順序通りにゆきますね。
1:23号再びーv
なんと美しい扉絵でしょうかvvあの美少年をカラーで拝める日が来るとはvv
しかし手には元凶フラスコたん、そして遥か未来に授かるはずの息子・エドと背中
合わせのこの構図は…。まさにこの煽り文句、「受け継がれる宿命」そのものの図
と言えそうですね〜。
副題『二人の賢者』、もしやとページをめくってみれば…
クセルクセス最後の日の後日談でしたか!ここで再び過去回想とは…
よろめきつつ砂漠を独り歩むホーエンパパのやつれ具合が痛ましいです。
そして延々とつぶやき続けるのは…どう見ても独り言??
「君と話がしたい」「話を聴いてくれ」「君も話してくれ」「君は一人じゃない」
いいえ独り言じゃありませんね!!
どうやらパパは賢者の石にされて体内に住む幾多の魂たちと話をしている様子です。
それもかなり切羽詰まった感じですが…
そして通りかかったのはシンの商隊。ということはここはシンとの国境の砂漠か。
砂に倒れていたパパを助けてくれますが、言葉が通じない…と言うより、パパはま
だ絶えず独り言を続けていますね。
口をついて出る「すまない…」「すまない…」が何とも痛ましい;
「俺が止められなかった…」ということは、パパはやはりフラスコの計画に責任を
感じていたのですね。恐らくは自分の知識欲をフラスコに利用されたことを悔いて
いるのでしょう;やはり元凶は「欲」、と言うより「向上心」か…
そして「…だよなぁ」と相手の言い分を認めているところを見ると、パパの中の魂
はパパを責めているのでしょうね。
これがほんとの仲間割れ(苦笑)いや中身割れ?
…すみません笑ってる場合じゃありません;不謹慎;
2:ホーパパVSお父様戦は続く
ここで一気に時間は現在へ。
先月号のラストの続き、お父様がホーパパに腕を突き刺し、賢者の石を抜き取ろう
として逆に注入され、違和感を感じた場面ですね。
おお、やはりホーパパは自分の中の魂と個別に意思疎通していたもようです!
(この辺のことは
96話感想
内の考察ですでに予測しましたので割愛します。)
お父様の中に入ったのはざっと8人分の石でしょうか?
しかし驚くべきは、その一人一人の名前と性格、仕事やさらには好きな物までも、
パパが把握しきっていることですね!
その数、なんと536329人……!!
いえ数字で表せばこんなものですが、本誌サイズのセリフの漢数字を測るとざっと
縦に10センチはあります(苦笑)
その全員と対話を終えているとは…!!
これは並大抵のディスカッション度ではありませんよね。しかも、生前にパパの知
り合いだった人物は当然ながらパパに恨みを抱いているはず。
そして突然肉体を奪われて石にされたパパの知己ですらなかった人々は、もっとも
っと激しくパパを責め立てたことでしょう。
なるほど、それが冒頭のひたすら謝罪し続けるパパの図だったわけですね;
しかし、それらの人々をどうなだめ、どう事情を説明して納得させたものか…
「荒ぶる魂一人一人を相手にするのは気が狂いそうになったよ」
確かに!さもありましょう…!!(涙)
想像を絶する根気と努力を感じます。壮絶でさえある。
あの「最期の日」から300余年、この人はずっとずっとそうやって自分の中の魂たち
と言葉をかさね、一人一人と「人間として」付き合ってきたのですね。
それを思い、彼がやっと得たトリシャとの幸せを思い、さらにあの写真撮影でこぼ
した涙のことを考えると、また読者にも格別の思いがこみ上げてくることです(涙)
そしていつだったか、息子のエドに自ら「賢者の石のかたまりだ。使うか?」と尋
ねたとき、即座に「それはできない」と断ったエドに対して「そう言える息子で良
かった」と安堵した彼の心情…
それらを思うと、本当にこの物語の真の主人公はこの人、ホーエンハイムなのだな
と深くうなずける気がします。
というわけで、なんと恐るべしホーエンハイムの武器!!
「おまえを倒す、というただ一つの目的のために俺に協力してくれている」
そう、彼はたった独りでお父様の前に乗り込んだのではなく、その中に536329人の
強固な意思体を装備した、文字通りの一大軍隊だったのでした。
それを可能にした力こそ、人間を人間たらしめている根底の能力!!
パパ曰く「対話」、つまり「コミュニケーション力」だったというわけですか…。
(これは皆さん色々な言葉で予想していましたよね。きずな、他者と繋がろうとす
る心、などなど。)
つまりクセルクセスの人々は、半分はまだ「人間として」パパの中で生き続けてい
たということです。(もう半分はもちろんお父様の中ですが)
肉体は失っても個々の意思を持った存在として尊重され、悠久の時間をパパと共に
過ごし、元フラスコに一矢を報いようとここまで来たというわけですね!!
「全員と対話を終えている!」と叫ぶパパの、この凛々しさはどうでしょうか。
「俺達の力でその容れ物、壊させてもらうぞ!!」
…その言葉をお父様が理解するより速く、彼の体内に侵入した魂たちは鋭い円錐状
のドリルと化し…
3:お父様の進歩とは?
…お父様の額を内側から突き破りました…!
その変形する形状までもホーパパと共に作戦を立ててあったのですね!こうなって
はもうお父様の身体は本当にただの「容れ物」に思えます。
ここでホーパパの言う「生まれた所へ帰るんだ」というセリフの、「生まれた所」
とはどこなのかが気になりますが。
元はと言えばフラスコはホーパパの血液が材料でしたが、そのパパの身体に帰れ、
というのは少しおかしい。フラスコの中に戻れ、というのも変ですよね。
やはり「真理」の扉の向こうあたりを指しているのでしょうか?
対抗しようとするも今度は口と胸を内側から貫かれ、穴だらけとなったお父様。
もはや勝敗は決したかと思いきや…
そこは最終戦(笑)そう簡単には問屋が卸しませんよねー!!
いきなりごぼごぼとお父様の口から賢者の石が吹き出した…と、見る間にそれは量
を増し、増しに増してめりめりめりめりとお父様の身体から抜け出しました…!
ホーパパにとっては完全に予想外だった様子??
しかし気色が悪いのはその賢者の石がみるみるうちに人の形をとっていったこと。
ついにお父様の中に詰まっていた賢者の石すべてが外に出てしまうと、お父様だっ
た身体はまさに「皮袋」のようなへにょへにょの物体と化してしまいました。
これが何かに似ていると思った方々、ムンクの絵じゃありませんか?ね?(笑)
いや〜本気で気色悪いことと言ったら;;
しかし、人型に変化した賢者の石のかたまりは、大口を開けてその「皮袋」を食べ
てしまいました!
「見下しているのはそちらの方ではないのかホーエンハイム」
「進歩しているのが自分たちだけだと思っている!」
おおお何と禍々しい…!!
ついに人型にはプライドのぞるぞるとほぼ同じ「目」と「口(歯)」が顕現、さら
には彼らの対峙する地下の天井全体に、巨大な目玉が…!?
うーむ;この場面は今月号最大の考察ネタとなりそうですね、ええ。
見たところは本当に「プライドそのもの!」といった風体なのですが…しかしもち
ろんセリムはまだ現場に到着していません。
それとも、トンネルを使ってすでにセリムの「中身」つまりプライドは到着し、ホ
ーパパ(+読者)に気付かれないようにお父様と同化していたのか?
いや、重要な部分を牛先生が読者に示さないはずはありませんよね。
あるいはこの見開きページで天井に巨大な目玉が現れたこの瞬間こそ、聞き覚えの
ある「ずずず…」という擬音とともにまさにプライドが到着したところなのか…
まぁ、現時点までの段階ではまだプライドについては「お父様(元フラスコ)の姿
に似せて切り離された存在」というホーパパのセリフが生きているわけですから、
お父様の「本体」がプライドに似ているのは当然なのですが。
しかし、そろそろ当サイトの
ラスボス考察
に回答が与えられそうな気もしますねv
うふふふふふ…(すみません個人的にがんばって書いた考察なもので;)
しかし、恐ろしいのはこの「進歩しているのが自分たちだけだと思っている」とい
うセリフです。
つまりは「お父様の方も昔より進歩している」という意味なわけですが、具体的に
その進歩とは何なのか?
「容れ物」が無くてもこうして外に出られる、人型を保っていられるという意味な
のか、それとももっと他の超常能力を身につけたというのか??
これは丸ごと考察コーナーへと回します!!
ともかく、ホーパパ最大のピンチ!!
(ここまで2009/7/9・23:58)
4:カーティス夫妻の無双っぷりが;
さて、場面は変わって司令部の中です。
まだまだけっこうな数が生き残っている不死の人形たちを、バッカニアさんのチェ
ンソーがなぎ払う〜!
おや、見ればかわいい女性軍人さんたちを助けてますねvこんなピンチを救われた
ら、普段の男性観なんて吹き飛んで猛者に惚れちゃいそうですよ(苦笑)
いやいやいけない、バッカニアさんにはキャスリン嬢に一目惚れされるという一大
イベントが待っているのだったv(笑)(←私的妄想設定です)
でもお似合いでしょ!
そしてバッカニアさん、「このまま一気に正門を取るぞ!」と言ってますから、ま
だ中央司令部制圧の途中ですね。ファルマンも横にいます。
この司令部の建物の配置図がイマイチ不明なのですが…;
でも取りあえず、クレミンさんが縄で巻かれてる作戦本部の真向かいが正門、とい
うのは確かですね。先月号で窓から正門が見えているから。
つまり「馬も食えます」なブリッグズ兵(笑)が無線放送をしている場所は、正門
からまっすぐ見えるということです。この位置関係は後ほど大切になってきます。
そしてそれとはまた別の場所で闘っている、イズミとシグさんですが…。
うわぁ…(苦笑)
なんかもうやっぱり人間超えてるっていうか;何ですかねこの技は…ぶん殴り??
他の中央兵たち(オリヴィエ様についた面々)も遠巻きにしてますが〜;
と、ここでまた新たに例の「将軍会議」のメンバーと覚しき将校が登場。
見たところ「おじいさん年齢」な感じの将校、不死の人形に食べられる寸前でイズ
ミに救われますが、助かった後の発言がひじょーに不適切だったようです(苦笑)
「誰か知らんがよくやった!!私の護衛に付け!!そうすれば特別に…」
もちろん全部言い終わらないうちにイズミのパンチを土手っ腹にくらってしまいま
したが、でも予想はつきますよね。きっと「特別に不死のおこぼれをやろう」って
言いたかったんですよね(笑)
そしてイズミは「あのお方とやらの話、ちょーっと訊かせてもらっていいかな?」
…ですか。あれれ?
イズミがホーパパからどの程度の情報をもらっているのか、どういった作戦(とい
うか指示)を与えられているのかはまったく不明なのですが、よもや「お父様はど
ういう人物か、その目的は?」といった基本的なところを話してもらっていないと
は到底考えられません。
ですから、ここでイズミが聞き出したいのはもっと実際的な情報、例えばお父様の
居場所への近道とか、お父様のいつもの行動パターンとか、そんな情報ではないか
と思うわけですが…。(深く勘ぐれば、それはイズミが人柱をトンズラして別の仕
事を果たすために必要な情報、かも知れませんね。)
これも考察に回しましょう。
(ここまで2009/7/10・1:14)
5:大総統執務室の姉上
一方、こちらはその頃の豪腕姉弟。
兵たちに護衛されながら、ついに大総統執務室へと足を踏み入れました。
あああでも我らのオリヴィエ様はおいたわしき絆創膏+三角巾姿で…っ!!(涙)
右腕は骨折なさったのですよね;しかし、取りあえずの応急処置をお受けなさった
ことには安心しました〜。麗しきお顔を伝っていた血もぬぐわれたようだし。
それにしても、大総統執務室は死体が転がっていてひどい有様です;
あ、やっぱり閣下の執務机が血で汚れてる!!うわーん許せなーい(泣)
そして椅子にも血が飛んでる;;嫌だなぁすごく;;
しかし、その椅子は汚れていてもどうなっていても「最高権力の証」なのですよね。
「ここで指揮を執られますか?」と姉上に尋ねる、名も知れぬブリッグズ兵。
きっと若い彼にはもうオリヴィエ様が「女王陛下」に見えているんでしょうねーv
でも、肝心の彼女は口をへの字に結んで鼻息をもらしただけですか(苦笑)
「こんな狙撃され易そうな場所に座る奴の気が知れんわ」…って素っ気ないなぁ。
まぁ確かに後ろに大窓があるけど、もう少しこの若者の期待に沿ってあげても良か
ったのに(笑)でも憮然とした表情もおかわいらしいですv
あれですね、先だってここで椅子を見て生唾飲んでたら人形に食べられてしまった
将校との対比で、真のトップの器とはまず「椅子」みたいな象徴など気にしない、
ということでしょうか。銀英伝でラインハルトが「私に居城など要らない。私のい
る場所こそが城だ」というようなセリフがありましたが、同じニュアンスかなv
さて、そうこうするうちに「バッカニア隊が正門に到着」の報が。
大活躍だった戦車も正門へ収容され、中央軍にイヤミたっぷりに手を振る戦車の操
縦士がお茶目です(笑)
おお、ここでその後の展開のために司令部の鳥瞰図が描かれています!
(あれ〜作戦本部ってほんとにどこなのかな?やっぱり正門の真ん前ではないかも
知れません;すみません;)
ともかく、どうやらこれでブリッグズ兵が東西南北すべての門を制圧した様子。
姉上の元に「司令部の9割が我々の手に墜ちました」との連絡が入りました。
さぁ、意気高揚する瞬間を皆が待っていますね!!
どきどき…ついに姉上の勝利が確定か!?
ファルマンの胸の内、(くそ…大佐は間に合わなかったか)が切実です(笑)
ついに「我々の…」と勝利宣言を放送する「馬も食えます」氏。
待ちきれなくてフライングで「勝ちだ!」と言っちゃうバッカニアさんv
でも…
その時司令部に響き渡ったのは、聞き覚えのある声。
「ただいま諸君」
閣下ぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜っっっっvvvvvv(←心ではこのくらい叫んだ)
もうもうもうもう、本ッ気で!!本っ当〜〜に背筋がぞくぞくしました!!!!!
震えが来るくらい、萌えて萌えて萌えました!!!!
最高です牛先生〜〜〜vvvvv最高の帰還シーンです!!!!
(ここまで2009/7/10・2:35)
6:閣下ぁぁぁぁっっっvvvvv
「これより私自ら指揮を執り反逆者を排除する。手の空いている中央兵は手伝いた
まえ」
…さあ大変!!
凍り付くブリッグズ兵、ざわめく中央兵。
一気に形勢逆転でしょうか。でもこうでなくちゃね!!読者だってこのままスムー
ズにクーデター側が勝利するとは思っていませんでしたし(笑)
ただ私的には、最終的に閣下は人間側を利するように動くと信じていることもあり、
この「行方不明期間」は閣下にとって裏切りのための貴重な時間となるのでは?と
予想していました。(つまりプライドやお父様に所在を知られずに動ける貴重な時
間ではないかと)
そういう意味では、「ラース」としてではなく「大総統」としてこんなに堂々と帰
って来られるとはちょっと意外だったかな?という感じ。
でも、閣下には地下よりもまず地上で為さねばならぬ役割があるということですね。
それは恐らく「大総統の名において」でないと不可能なことだと思います。
つまりは自分の後を任せる者のために、最高権力者の権限をもって政治的な整備を
しておこうということではないでしょうか?(その中にロイの将官への昇進も入っ
てるといいなぁ笑)
そしてこうなったからには、トンズラ前のイズミと閣下の初顔合わせの場も必ずや
用意されるのでしょう。(アニメではもう会っちゃいましたけどね;)
しかし、ああ……反逆者!!
この瞬間をもってオリヴィエ様は「反逆者」のお墨付きを頂いてしまいました。
「キング・ブラッドレイ…!!」
と美しいくちびるから呪詛をもらす姉上の横顔。くっ;あと一歩のところで!!
とはいえ管理人は密かにブラオリ信奉者(マイオリ前提+男女関係なしでですよ)
なので、閣下VSオリヴィエ様の勢力図には実はものすごく萌えていたりしますがv
「どこだ!?どこから攻めてくる!?」
と慌ただしく周囲を確認するブリッグズ兵。ファルマンが閣下を見つけた場所は…
「正面だ」
ひぃぃぃ…なななんと格好いい立ち姿!!素敵すぎます閣下…!!!!
「私の城に入るのに裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?」
ありませんありません!!もうどうぞどうぞ正面からvvあああ萌え〜〜〜vvv
ちょっともう最高ですよね!!
閣下の身体能力ならどこからでも簡単に司令部内に入り込めたはずなのに、わざわ
ざ正々堂々、正門から帰って来られたとは!!
これはやはり、何か筋を通すべき事情が、「反逆者」を公にしたいなどの政治的な
理由があってのことなのでしょう。
そして例のラジオ局の描写は今回ありませんでしたが、この通話はマスタン組の耳
にも届いているはず。今頃ブレダたちはどんな反応をしていることやら…。
いえ、ブレダたちよりも切実なのは夫人の方ですね!夫の無事を知り、そして閣下
がクーデター側を「反逆者」と呼んだことで、彼女はどんな行動に出るのでしょう
か…。きっと心乱れることでしょうが;
しかし、見たところ閣下に外傷などはないみたいでとにかく安心しましたよ(涙)
でもきっと徹夜で走り続けてこられた…のでしょうね。目の下に疲労をにじませて
おられますし。心なしか髪も乱れて…。
そして軍服の上着もコートも着ておられないとは…。動くのに邪魔だったか、ある
いは自分の死体を捜索中のグラマン中将への撹乱目的に捨ててきたのか??
しかし凄いんですけど…このシャツ姿の色気が!!!ぐはぁ…っ…(悶え中)
手にはただ一本の剣、そしてベルトに手榴弾一つ、戦備はそれだけです!
(ここまで2009/7/10・13:15)
「戦車隊下がれ!!」
間髪いれずにバッカニアさんは命令を飛ばす。姉上の指示ではありません。
まぁ本当に彼の正面、スロープの真下に閣下がいるんだから即攻撃となってもおか
しくはありませんが…。
でもどうでしょうね、これは手はず通りなのかな?それとも、もしこの場に姉上が
いたら違う指示を出していたのでしょうか。(闘うな、とか)
「撃て!!撃ちまくれ!!」
と総攻撃するブリッグズ兵。しかし閣下は弾丸さえも見切る人です。
そこへ戦車が一発ぶっ放す…!!が、なんと閣下は戦車の小さな窓から剣を突き刺
して一人の操縦士を刺殺!!
もう一人はそのまま車体で閣下を潰そうとするも、閣下はキャタピラを斬ってから
手榴弾を窓から中に入れ、あっという間に戦車はおシャカになりました…
いや凄まじい戦闘能力です;なんかもう無敵すぎる(感激)
いつぞやの対グリード戦なんか比べものにならないですね!!
これが閣下の真骨頂なのか…(惚れ惚れ)
そして息をつく間もなくバッカニアさんと一騎打ちへ!!
しかしいくらマッドベアー(彼の機械鎧です)の威力が凄くても、身のこなしで閣
下にかなうわけがありません;バッカニアさん、あえなく機械鎧の右手を破壊され
て地に伏しました;(この時ばかりはああマイルズさんじゃなくて良かったーとか
思ってしまった悪い女の私;でも牛先生は「マイルズさんを温存した」とも考えら
れるわけですよね。これでまた姉上に危機が迫れば、今度こそ??)
いや…バッカニアさんには重ね重ね悪いのですが…
でも閣下の格好良さにはちょっともうクラクラ!!前から大好きだけど今度こそダ
メ押しかも〜;;も、萌え…
でもこれ、冷静に見ればまったく致命傷ではありません。もしかしたら閣下はバッ
カニアさんを助けた…のかも知れませんね。殺す気なら殺せた場面でしたよ。
そして次に閣下に斬られるのはファルマンか?
「門を開けたまえ。ファルマン君」
って、閣下は彼の名前を知っていたんですね!やはりマスタン組は有名?(苦笑)
閣下の眼光に気圧され、可哀相なファルマン;;がんばれ!踏ん張れ!
「すみませんマスタング大佐…俺…ここで死ぬかも…」
おお、震えて泣いて鼻水まで出しながらも、ファルマン銃を閣下に照準!意地だ!
そうか…あのロイの命令「死ぬな!」はファルマンにも伝わっていたんですね。
そこへバッカニアさんも必死で立ち上がってきました。
「男の意地ならこっちも負けてられないんだよ」
そうですよね。彼だって女王の命を受けてここにいるのですから!
しかし閣下はファイティングポーズの彼を冷ややかに一蹴する。
「くだらん。人はそれを蛮勇と呼ぶのだよ」
うーんビッテンフェルト風味、という感じですか?もう閣下は相手にする気もなさ
そうな…。
と、そこへどこからともなく誰かの声が!?
「その通り!激情にまかせて吠えたところで得な事なんてありゃしねぇ」
って誰だー!?
グ リ リ ン で し た か ! !
ひょ〜〜〜因縁のラースVSグリードを!!ここで持ってきますか〜〜!!
今月もやってくれますね(苦笑)以上、衝撃の引きとなりました。
というわけで、やはりグリリンが「見捨てる気になれねぇ」と言っていますから、
ここはブリッグズ側に加勢すると見て良い…のでしょうか。
とすれば、次回はやはりランファンとフー爺さんも駆けつけると見るべきですね。
そしてとても気になるのは閣下夫人にこの件が伝わったのか否かですが、これは考
察へと回します。
あとはもう一つ…いつもさりげなく次号のヒントを示してくれる柱の煽り文句には、
「次回、エドたちの前で新たなる邪悪な存在が産声をあげる」と明記してあるので
すが…これはかなりショックでした;;
エドたちが登場するということはロイアイも登場するということになりましょうが、
エンヴィーの件で意気消沈したロイの収拾をつけてくれるのは閣下だと信じていた
だけに、閣下が地下に来る前にグリリンと刃を交わすことになりそうな展開にはか
なりの衝撃を感じます;;そんな殺生なー(苦笑)
ということは、ロイをもう一度奮い立たせてくれるのはスカーの言葉…となる可能
性が増しましたね。(また3人で一緒になって応援してたら萎えるけど;)
そして日食はいつ始まるのか…「産声をあげる」ということは、次号で日食が始ま
るということなのか…
疑問は尽きませんが、ともかく閣下が無事に再登場してくれたということで、興奮
のまま感想を終わりますvv
あああ…何度読んでも格好いい…素敵vv
(以上2009/7/10・16:30)
追記:
すぐ上で書いていました柱の煽り「新たなる邪悪な存在」の件について、「22巻の
キャッチコピーではないか」とのご指摘を頂いたので確かめたところ、まったくそ
の通りでした〜!!(ちょー恥ずかしいです;)
何を早合点したものか、私の完全な見間違いでしたのでここに訂正いたしますね!
先月号では柱に次号のネタバレが書いてあったので、その…ごにょごにょ…(汗)
お騒がせして申し訳ありませんでしたが、これで個人的な心の憂いは晴れました!
はい、ロイは必ずや日食前に閣下と言葉を交わすはずだと思います!!
(2009/7/11・23:12)
**************************************************************
以下、考察覚え書き。(順次加筆してゆきます)
◆閣下論(て何だろう;)
えーまず、管理人の中の閣下の立ち位置について少し語らせて下さい。
といいますのも、改めて上の感想部分を読み返してみましたら、ロイアイ+マイオ
リファンである私がキラーマシーンのような今月の閣下に萌えて叫ぶのは、端から
見たらただの節操なしなのではないか?と不安に青ざめたからです(笑)
2005年あたりからずっと当サイトを訪問し続けて下さっている方々(相当数いらっ
しゃるのですv心から感謝してますv)なら分かって下さることと思うのですが、
実はうちの考察類で最も多いのは、ロイアイよりも閣下に関するものです。
なぜ、それほどまでに閣下について書くのか??と言いますと…
その理由は、ロイアイ2人のハッピーエンドへの鍵を握っている人物こそ閣下その
人であると信じているから、です。
つまり、表面上は「敵」そのものである閣下の行動、言動、心理をつぶさに分析す
ることで、閣下が本当に彼ら2人を不幸にするつもりなのか否かを…ロイアイの幸
せの実現性を計算してきたんですね。約4年間ずっと。
それがうちのサイトの主旨なのです。
その結果、どうしても、どう考えても、閣下はロイアイの影の支援者であるとの判
断を変えることができずにここまでやってきました。
この辺りのことは
企画部屋ロイアイ考察
(後半部分「閣下が握る鍵」の項目)で
すでに詳細に語っていますので、ここでそれをもう一度繰り返すことはいたしませ
んが。
ただ、そうした理由から、私の中での閣下はあくまでも不憫な、最終的にこの物語
の中で最も貧乏くじを引いた人であり、なおかつ最終的に誰よりも大きな勝利感を
つかむであろう人物として位置づけられていることを、どうかご理解下さいませ。
いえ、もちろんすべては私の推測にすぎないのですが…!(苦笑)
でも、閣下のことを思うたびに胸がきしみます。切ないです;
今月号で分かったことは、「人間の魂は他者との対話を失った時にただのエネルギ
ー体と化す」…という事実でしたね。だからこそ、エンヴィーや他のホムに使われ
た賢者の石の魂たちはすでに個性や意志を持たなくなっていたのだと思います。
ホーパパの中の魂たちだけがその「人間としての最後の尊厳」を失っていなかった
のは、ひとえにホーパパが気の遠くなるような対話を絶やさなかったせいなのでし
ょうね。
その視点から見ると、閣下はどうなのか?
ああ…「妻だけは自分で選んだ」というセリフこそ、その答えではないでしょうか。
もしかすると、閣下は夫人と愛を交わすことによって「人間の魂」をつなぎ止めて
もらっていたのかも知れませんよね。何て…何て壮絶な愛なの…(号泣)
だからやっぱり、閣下の魂は人間なのです。その彼が、ロイとリザを奈落に突き落
としたりすると思いますか?「次世代」の国を背負う人材を…そして何より「愛」
によって対話する2人を!!
…というわけで、皆さんも閣下を信じて萌えましょうv(要は布教活動…??)
(2009/7/14・0:59)
◆お父様の「進歩」とは何か
要はひと言で言えば「容れ物を出ても死ななくなったこと」ですよね。
ホーパパはエドたちとの作戦会議でも「所詮あいつは小人がでかくなっただけだか
ら、容れ物を壊せば死ぬだろう。それであいつの中の魂たちも解放してあげられる」
と言ってましたから、今月ああして相手が容れ物を出ても死なず、おまけに容れ物
を食べちゃったことは大変な衝撃だったろうと思います。
あとは、もう一つ重要な変化がありましたよね。お父様の中に入っていた魂たちが
一つずつ「解放される」どころか「一体化」しているように見えることです。
まぁ一体化と言っても、お父様が魂たちと「対話」をしなかったことですでに魂た
ちの個性や意志は失われているはずなので、魂たちが協力してああなっているわけ
ではないのでしょうが。
でも、それにしてもまるで粘土人形ならぬ「賢者の石人形」のような状態で、人型
を保っているのは異様ですよね。これではまるで、ホーパパとは違う方法でお父様
もまた自分の賢者の石を「一致団結」させているような感じ。
もしや、ホーパパが「個を生かした」のとは逆に「個を奪う」ことで、全ての魂を
「自分化」したのでしょうか。なぜって、どう見てもこれは「全身プライド」です
ものね。
◆えーと、ラスボスは??
というわけでやはり、この部分は
ラスボス考察
を前提に見てゆきたいと思います。
このどこから見ても「全身プライド」な状態はどうしたことか!?
おまけに地下天井の巨大目玉もプライド似。トンネルに出没する奴とほぼ同じです。
では、やはりラスボスはプライドだったのか??
…と持ってゆきたい所ですが、まだ短絡はできません(笑)元フラスコとプライド
が似ているのは現段階では当然(姿を似せて切り離した事になっているから)なの
で、プライドがラスボスであることを証明するためにはもっと別の事実が必要にな
ってくるのです。もちろんお父様とホーパパの間で「お前は…プライド!?」「ふ
ふふ、うまく騙されてくれましたねホーエンハイム!」…的な会話があれば決定打
ですけれども。
ただ、今月の描写を見て「最初からお父様とプライドは切り離されていない」とい
う線もかなり有り得るのではと再認識しました。つまりは上で述べた、「個を奪う
ことで全てのクセルクセス人の魂を自分化した状態」ということですが…これがど
うにも気になります。
このあたりをもう少し広げてみましょう。
これは以前からある「プライドはお父様とセリムのどちらも乗り換え可能」という
説とは少し違い、お父様+プライド全体がすでに一体化して「大きなフラスコ」の
状態と化している、という考え方ですね。つまりブレイン(司令塔)であるフラス
コにとっては、お父様+プライド全体が自分の身体に等しいということ。
だからこそ自由に、それをある時はお父様を動かすために使い、ある時はトンネル
内にプライドとして出没させるために使える、というわけですね。恐らく自分自身
(ブレイン部)はセリムの中に入っていることが多いと思われますが…。
そして「一つの身体」だということは、末端のどんな小さな破片(というか賢者の
石片)であっても、そこで知覚された情報はブレイン・フラスコに届くということ。
言うなれば人間の神経組織のような感覚でしょうか。それこそまさに「一は全、全
は一」という感じなのかも知れませんね。
では、その考え方を使って今までのシーンを見てゆくとどうなるでしょうか。
まず筆頭は22巻、土山の中に捕らわれたセリムが自分の居場所を伝えるシーンから
です。(110ページあたりからの描写)
あのシーンは今まで、セリムが音を出してそれが地下の管を伝わり、お父様の耳に
届いたのかと思っておりました。しかしそうではありませんね!お父様の中の賢者
の石もフラスコ本体の一部、なのであれば、あの通称「お父様管」、水道管のよう
なパイプの中を通っていたのは、お父様の中のゲル状の賢者の石そのものだったと
考えられます(首根っこに接続されたマトリックス様式のホースから出し入れして
いるんですね)。なるほど、地下に「耳」の末端神経が来ていれば、容易にあの音
が聞こえるわけです。
他の場面はどうでしょう。
19巻、北の炭坑近くでゾルフに命令をするプライドのシーンでは、北と中央とで場
所が離れているにも関わらず、プライドのセリフに続けるようにお父様のセリフが
入っていますね。やはりプライドの見聞きしたことはダイレクトにお父様に伝わっ
ている様子です。そしてこの時、お父様の傍らにいるセリムは中身が留守なのか、
やはりどこか抜け殻状態のような感じですね。
リオール地下でのホーエンパパとプライドの遭遇はどうでしょう。ここでも場所が
離れているにも関わらず、お父様のセリフはまるでその場に居るかのようです。ま
るでプライドを通して自分もその場を知覚しているように見えます。
では18巻、北でバッカニアさんたちを襲おうとしていたプライドがリザたんの来訪
に気付いた件はどうでしょう。恐らくはあの時、セリムは寝室で抜け殻となってい
たはずなのに、大総統邸の動きをなぜ感知できたのか…。
身体から影をすべて出して抜け殻となっても、ブレインだけはセリム内に残ること
ができるのか。それとも、大総統邸はお父様の居場所のすぐ上ですから、お父様が
リザの来訪を知覚し、それが瞬時に北のプライドにも伝わったのか。
上記いずれのシーンでも、「一体化」を考慮に入れた方がその場の説明が容易にな
るように思えますよね。魂1つ1つを「自己化」して自分の身体とするというのも、
DNAの備わった細胞1つ1つで作られている人間の身体を模しているとも考えられま
す。(人間であり完全な存在にも近い、という関連で)
ただ、肝心のブレイン部分がどこにあるのか、または時に応じて移動しているのか
(お父様とセリムの中を)…それだけは、まだ何とも判断のしようがありません。
結局、すごいヒントとなりそうでかえって謎が深まった今月号なのかも…(苦笑)
(2009/7/18・1:42)
◆姉上の出方は?一騎打ちか?地下か?
実はひそかに、作中での閣下VSオリヴィエ様の剣術対決というのは夢なのですがv
(だって2人とも得物は剣のみなんですよー!他に武器は多々あるのに!)
でも、彼女の怪我の具合を思えばそれはどうやら無理そうですよね;
バッカニアさんが傷つけられたと知れば無理にでも出て行こうとする姉上だとは思
いますが、しかし弟少佐も他の部下達も全力でそれを止めようとするはず。
そして意味深だったのは、今月号で少佐が見つけたあの階段です。
あの階段は、間違いなく地下へと続いているものですよね。不死の人形たちもあれ
を使って地下から上がってきたわけだし、エンヴィーがいきなり執務室に居たとき
もあれを上ったのだろうし、閣下も日常的にお父様の部屋から執務室へのショート
カットに使っていたのでしょう。(60歳の人には上り下りがけっこう大変だと思い
ますけど(笑)でも閣下は人間じゃないからなー。息を切らしてたらかわいそうで
すが;)
しかし、ああして堂々と帰還を告げた閣下の声は、もちろん対スロウス戦で姉上に
従うと決めた中央軍兵士たちも聞いていますよね。もしもまた彼らが閣下側に付い
たとしたら、姉上は閣下よりも前にその兵士たちに取り囲まれてしまうかも…。
「馬も食えます」氏や他の部下がいる元作戦本部は遠そうだし、現在姉上と少佐の
身辺を護るブリッグズ兵はわずかな様子です。
ということは、大総統執務室に中央兵が駆けつけてくれば、脱出口はあの階段しか
なくなるわけですよね。
うーん…トップの椅子の前で閣下VSオリヴィエ様…というのは垂涎の名場面ではあ
りますが、ここは姉上、地下へと退く可能性も有りかも知れません。
でも、閣下の「叛逆者を排除する」という言い方やあの戦車との闘いぶりを見ると、
あとに残されるブリッグズ兵が心配;;そんな状況で姉上が単身脱出するとも思え
ない…とも考えられますね。
しかし一騎打ちは不可能…。そうすると…あとは取引も有り得るか?
「私が閣下の人質となる代わりにブリッグズ兵全員の身の保証をお願いしたい」
等ですかね。このあたりが妥当な予想かも知れません。が、ただ…
◆しかし閣下の出方は?
(続きです。)
ただ、やはりロイの件があるので、閣下は日食前には地下に駆けつけている…はず
だと思うのですが、そうなるともうあまり地上にかまけている時間はありません。
とはいえ、あの状態で司令部を放っておくことはできませんよね。
かと言って後を任せられる人物は、どう見ても誰もいません。クレミン准将を始め、
あの腐った上層部たちを閣下が本気で「国を担う人々」と考えているとは到底思え
ない。(閣下が人間側の味方だと信じて言っているんですが)
どう見ても、どう目をこらしても、閣下が地下にゆくために地上を任せられるのは
あの場ではオリヴィエ様のみ、なのですが…。
う〜〜む、どうでしょうか。
ここが正念場、閣下が「ごく自然に」クーデターを容認する最後のチャンスのよう
な気がするのですが、いかがでしょう。
私の目には、ああしてきっぱり「叛逆者を排除する」と言い切ったことがまず閣下
の策なのではないかと思えるのですね。
そうすれば、マスタン組が保護しているであろう夫人が夫の誤解を解こうと乗り出
す。彼女は「中央軍は私を撃っていいと言ったのよ!?」と訴える。これもすべて
閣下の筋書きなのではないかと思います。
なぜなら、そうすれば閣下はブレダやロス少尉が作り上げたシナリオに簡単に乗れ
ることになるから。(クーデターは予想済みだと言ってたしね!)
つまり自分も上層部に一杯食わされたふりをして、「クーデターの真の首謀者は上
層部なり」と宣言するわけですね。そして生き残りの上層部を一掃する。
先に「叛逆者は排除する」と言ってあるから、お父様の件を何も知らされていない
中央軍の一般兵は丸ごと信じるでしょう。国民も同じです。
かくしてクーデター軍は英雄になり、中央軍は今後、平和理にオリヴィエ様やロイ
を受け入れることができる…
もしも閣下が真の国家元首で、本気で国の今後を考えているのなら、後継者と見込
んだ彼ら(姉上やロイ)と国民、そして一般兵との間に溝を作ることは絶対にしな
いはずなんです。一度「国家叛逆者」のレッテルを張られてしまったら、その後真
実が明かされてもやはりぎくしゃくするに決まっていますから。
だから、閣下がここでオリヴィエ様やロイの立場を強固にしてやることは大切です。
「現在のブラッドレイ政権は特に問題もない」とグラマン中将も言ってましたし、
つまり閣下の国民人気は決して低くないわけですものね。
…って、もちろん今の段階では推測にすぎませんが…(笑)
どうでしょう。私は閣下に夢を見すぎでしょうか。
(2009/7/26・1:25)
◆閣下夫人の出方は?立場は?
うーん…夫人についてもここは正念場でしょうね。
やはり「ブリッグズ組とマスタン組が互いに協力していること」、そして「司令部
の放送がラジオ局でも聞こえていること」、この2点をすでに伏線として出してき
ていますから、今回の閣下再登場についてもすでにラジオ局の面々に伝わっている
ものと断定します。恐らくは今回この時のための伏線だったのでしょう。
難しいのはここからです。えーと…
夫人は現在、ブレダたちクーデター軍が「閣下を排除しようとする上層部と闘って
いる」と信じているわけですが、もしも閣下の今回の発言「叛逆者を排除する」を
聞いたとすれば、当然ながら迷いが生じますよね。
中央兵とマスタン組、本当の敵はどちらなのか…
それともただ、夫が自分を見捨てただけなのか…
でも、すぐに気付くはずです。中央兵が自分を「撃ってよし」と言ったことだけは、
まだ閣下が知らない情報なのだと。
すると、夫人の頭の中でこんな憶測が生まれはしないでしょうか?
「夫は上層部の罠を知らずに司令部に帰ってきた。早く真実を教えなければ!」
…とまぁ恐らくはこんな思考回路を経て、夫人は「今すぐ司令部へゆきます!」と
言い出すに違いないと推測します。
まぁ何もなくても「夫と直接話さなければ」と思って当然の状況ですものね。何と
言っても彼女はファーストレディーだし、セリムの安否もあるし。
ブレダたちは全力で反対するでしょうが(危険だしね;)、かと言ってこのまま夫
人と閣下が最後まで会わないのもおかしいので、やはり彼女は司令部へと駆けつけ
ると思います。
しかし、この状況はもちろんブレダたちにとっても正念場です。
事が終わる前に閣下が復活してしまったことはきっと最悪のシナリオでしょう。
しかもこんなにはっきりきっぱり「叛逆者」と言われてしまえば、ラジオで「閣下
の味方」云々としゃべってしまった直後だけに立場がありませんよね;
しかも夫人を連れて司令部へゆき、当の本人と直談判となると…もう生死を賭けた
闘いといった様相です。ファルマンが閣下に銃を向けつつ泣いていましたけど、同
じ恐怖を他のマスタン組も味わわねばなりません。
頼みの綱は、閣下の夫人に対する感情だけ、ということになりますね。
(ロイが夫人を保護したのは「閣下の愛を信じたから」ですものねvvリザたん経
由の情報をもとに。)
あの「妻だけは自分で…」の発言ゆえに、言葉は悪いですが夫人を盾にして司令部
にゆけば、閣下は攻撃をしないはず……なんです。が。
(あるいはロイは、こうなった時のことまで計算に入れていたかも)
うーむ。ここは読者にとってもものすごく正念場ですね〜。(←私だけかも)
もちろん私は1つ上の考察のとおり閣下を信じておりますよ!
だって牛先生が意味もなくあんなセリフを閣下に言わせるはずがないですから!!
それに、遅かれ早かれ夫人が真実と向き合う場面は描かれるはずなのだし。
ただ…。
閣下が「妻のためには真実を墓まで持ってゆく」とか、「妻に誤解されたままでも
彼女さえ生き残ればよい」などと、固く決心していた場合はとても悲しいです;
(その前に、いくら愛する妻とはいえ「戦場に出てくるな!」と一喝されて終わり
ということもあり得ますよね。今の司令部は最前線で危険だし…。)
ともかく「捨てる、捨てない」の総決算として、閣下は奥さんを捨ててゆけるのか。
それとも、最後に彼の中の人間の魂が勝つのか。
ロイアイの試練とともにこちらの夫妻の試練からもほんとに目が離せません…!!
どうか牛先生、夫妻にも救いを…!!(2009/7/29・16:10)
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