第99話
……!!!……絶句;ただただ絶句;…のひと言で終わりたくなる今月号。
そりゃもちろん、これほどまでの戦いで主要キャラに死者が出ない展開の方がおか
しいのですが、何年もかけてここまで物語を追いかけて来たファンにとっては、も
うどんな端役の人物でも一人一人に脳内での居場所ができていた、と言いますか…
副題『永遠の暇』というのがまた、その意味するところを察したとたんに底知れな
い不安を抱かせるタイトルですよね;覚悟をしなければ読めません;
一方、先月号で伏兵のごとく再登場した金歯爺は、なんとも信じがたい活躍を!!
ぎょぎょぎょ〜〜ん;;よもや!まさか!ここで!人柱が回収されようとは!!
そしてここに国家錬成陣でも逆転陣でもない、中央司令部を中心に据えたまったく
新たな錬成陣が出現!!ええええええ反則!!ってあららこれは失言(笑)
しかし考察マニアにとってはまた予想外の大きな獲物が出たものです!
こんな展開を予想することなど神にも不可能だったでしょう;;
というわけで、別れの辛さをしのびつつ順に書いてゆきますね(涙)
(ここまで2009/9/12・0:25)
1:誰も暇乞いなんて許さないのに(号泣)
カラー扉絵の3人…グリリン、ランファン、フー爺はそれぞれ覚悟を決めた表情で
びしりとカッコいいのに、よもやすぐ後でこんなに辛い別れが待っていようとは…
(うっうっ涙)
冒頭は司令部地上、正門の大階段を上がってこようとする中央兵たちをファルマン
が大砲で攻撃しているところから。
ブリッグズ側の大砲は2基かな?ファルマンの向こうの大砲のかたわらで、バッカ
ニアさんが失神からさめた様子。さめなくていいのに〜(涙)
「大人しく寝てて下さい!それ抜かないで下さいよ!失血死してしまいますから!」
とブリッグズ下級兵が叫ぶ。
そうですよ閣下の剣が刺さったままなのに;;起き上がらなくていいのに;;
「もう少し頑張って下さい!何とか治療を…」と下級兵も必死。大砲撃ちながらで
すもんね;すぐに手当てしたくても…
しかしまた意識が遠のくバッカニアさん。うわ、もうやめて起き上がらないで〜;
大尉!大尉!って、慕われているんですねバッカニアさん(涙)そりゃ姉上の片腕
の一人だものなぁ…。ああこんな場面を姉上が見たらと思うと…(震)
一方、先月のセリフのとおり閣下VSグリリン戦に加わったフー爺。
もうあれです。息をつく間もないアクションとはまさにこのことでしょう!圧巻!
しかし相手が増えても閣下の見切りの冴えはまるで変わりません;
後では言えないので今のうちに言っておきますが…閣下ほんとに格好いい…
何といいますか(変かも知れないけど;)、戦闘で様々な体勢をとる閣下を見てい
るとドキドキしてしまって…;身をひねり、蹴りを受け止め、刃をはねのけ。
ロイなんかここまでの肉弾アクションなど皆無ですもんね(苦笑)
この閣下がアニメになった時にどれほどかと想像すると、本当にフーさんたちには
申し訳ないけど心が揺らめきます;;(でももう言わない;;)
ふと誤ってグリリンの背中に一撃を当ててしまったフーさんが、「あぶねーなじい
さん!!」と怒られて「わざとではありま…ないわイ!!」と緊急時でもリンとグ
リードに言葉を使い分ける1コマがかわいい(笑)
しかし微笑んでいられたのもここまででした(涙)
閣下の怒濤の攻撃についに刀を取られるフー爺。投げられた軍用刀を真剣白刃取り
したまでが限界だったか…額を割られたのを皮切りに、次々と傷を受けてゆくフー
さん…(ああもう書くのがとても辛いので詳しくはやめます;;)
黒コートを軍用刀で地面に縫い付けられて動けなかったグリリンは、フーさんの血
煙を見て叫びを上げ…どうやら内側から異変が??
おお、閣下がとどめを刺す寸前にフーさんをかつぎ逃れたのは紛れもなくリン!!
グリードが「勝手に出てくんな!!」と怒ってますから、自由意思で表に出て来た
んですね〜リン。できるんだ。…いや、恐らく火事場の馬鹿力で何としてもフーさ
んを助けたくて出て来たんですよね(ほろり)。
「…シンの皇子か」と、すぐにそれに気付く閣下。
肩にかついだのがランファンでなくフーさんという違いだけで、完全にあの12巻の
シーンの焼き直しになっていますね。
「またそうして捨てられない物のために…」と、ここで来ましたか例の問答!!
ここから先がシン語(横文字)になっていることに何だか涙ぐんでしまいました;
額から流れる血が目に入って目を開けられないフーさんは、視覚ではなく気配でそ
れがリンであると分かったのでしょう。うぅっ…泣けるなぁ。
「リンだけが主」という思いから言葉を使い分けるフーさんの信念が胸に痛いです。
それを頑固と言ってはいけないんだわ(涙)
(ここまで2009/9/12・2:25)
「闘えぬ老いぼれなど捨てなされ…」とランファンと同じことを言うフー爺。
「バカ言うな!俺にキング・ブラッドレイと同じになれと言うのか!!」と一喝す
るリン。「あれは俺の目指しているものとは違う!!」と…。
そうですよね、魂の家族……血のつながりと同じように魂に染みついてしまってい
る絆を、すすいで落とすことはできないのよね。
うーん、しかしそう言われて少なからず悔しいのは、恐らくは閣下とて決して好き
好んで国民を犠牲にしようとしている訳ではないはず!という私の期待があるせい
ですか(苦笑)
すべてを用意された脚本の中で生きてきた閣下が、人間の魂を持ち続けながらどの
ような最期を選ぶのか。それを見届けるのが閣下ファンの使命だと思うし、閣下は
ホムンクルスとして「使い捨て」で終わるつもりはないのだと信じてますから私!
自分の命の締めくくり方は自分で選ぶはず!その矜持こそが人間らしさそのものな
のだし、人間の「生きざま」はその最期によって決まるんですから。
しかし、そんな事情をリンたちに察してくれというのは無理というもの。
自分の血に咳き込むフーさんに、リンは必死の形相で「喋るな!休んでろ!!」と。
ああフーさんの生命維持力が減ってゆくのが見える…悲しい;
次の「…………」の沈黙がね(涙)覚悟を決める直前の沈黙が胸に苦しい;
「……そうですな。休みを……いとまをいただきましょう」
って、微笑みすら浮かべながら言わないで!(涙)
いきなりリンを殴りつけ、地面に転がしておいて叫ぶフーさん…!!!
「硬化しろグリード!!若の身体を守レ!!」
おお、外から中のグリードを利用するとは!!そして言われた通りに硬化を始める
グリード。なんて良い奴なんだー相棒!!
(しかしリンが表のままでも硬化が可能だとは…もう混ざっちゃって分別不可能と
かだったらどうしましょう。このままでも不自由なさそうだけど…笑)
(2009/9/12・17:11)
壮絶なのはここからの流れですね;もう呼吸も引きつってしまうくらい;
「若…王になりなされよ…この老いぼれはここで…永遠のいとま…頂戴いたす!!」
うぁぁあ何て格好いいんだ;;ものすごいよーこの迫力;;
言い放つフーさんが勢いよく上衣を開くと、そこには胴に巻き付けられた爆薬筒が
すでに用意されて…!!
「バカ野郎!!!」と絶叫するリンの声はもはや届かず;
安全ピンを抜き、閣下を道連れにすべく突進するフーさん…うわぁぁ自爆テロ!?
しかし閣下のなぎ払った刀は信管だけをきれいにスライスしてのけました!神技!
と思いきや、ああやはり信管だけではなかった(涙)
一呼吸遅れて、フーさんの生身の胴から怖ろしい量の血液が…もうこのあたりは正
視できません……;
ああ冷徹な閣下の眼!!彼は何をもって信念としているのでしょう!?何を心に秘
めてこれほどの殺傷を…(泣)
そろそろ、本気でその心の内を見せてほしいです閣下〜〜〜!!
(2009/9/12・18:40)
この命かけても傷一つつけられぬというのか…!!というフーさんの声にならない
叫びが無念すぎる;;私は閣下が心底好きですが、文字通り血を吐きながらのこの
思いには共感せざるを得ませんよ;
そして自分に届くことなく散ってゆく彼らを見ながら、閣下の胸には何も去来する
ものがないのか!?と紙面に向けて問いたくなる(涙)
でも、あるいは……あるいは、閣下の待っているものは人間から自分への「一矢」、
自分の身体能力の極限まで闘い抜いた末に、まさに人間から自分の身体へつけられ
る傷、その痛みそのものなのではないかとも思えてきました。
だとすれば、閣下のこの一連の殺人兵器並みの戦闘ぶりは、人間側を限界の限界ま
で追い込み、死にものぐるいの本気の反撃を…神懸かり的な最後の「一矢」を引き
出すための賭け、のようなものだったのでしょうか?
あるいは……あのイシュヴァールでローグ=ロウと対面した時のように、閣下はフ
ーさんと闘いながら、その「鉄槌」が下される瞬間を天に問うていたのかも知れま
せんね。
(2009/9/13・0:12)
そして今、まさに、その時が来た…ということになるのかも知れません。
大きく見開かれる閣下の目……その背から、突き出ているものは剣……!!!
「たとえ神のごとき目を持っていようとも、見えない所からの攻撃は防ぎようがあ
るまい」
バ ッ カ ニ ア さ ん あ な た …… !!!!!
ぎゃあああああああ!!!もう目を覆うよっっ!!!凄惨すぎるよ!!!
フーさんの瀕死の身体ごと閣下を串刺しにす る な ん て !!(号泣)
「じいさん。地獄への道行き、付き合ってやるぜ」
「おォ……かたじけなイ……」
ああああフーさん…フーさんたら…微 笑 ん で い る の ね !!??
うぁぁぁぁん…もう……
(いや、リアルに泣きました。今も泣いているのです;)
この笑顔がね……笑顔がね……!!!
いや、初めは「バッカニアさん!!フーさんの了承もなく何故!?」と思ってしま
ったんですが、この笑顔がね……!!
「ああ若、これで老いぼれの命も多少の役に立ったでしょうか」という、紛れもな
い満足の表情なんですよね!!(涙)
バッカニアさんはフーさんの無念を汲み取って、このまま失意の中には死なせん!
とばかりにその身体の背後に隠れて閣下を狙ったのです。
しかも、抜けば失血死すると知りながら自分に刺さった剣を抜いて…!!(涙)
しかしもちろん、バッカニアさんの口元にも笑みが浮かんでいるんですよね。
そうか……満足なのね(涙)やっとの思いで報いた一矢だものね……!!
副題の『永遠の暇』とは恐らく、フーさんだけでなくバッカニアさんも心の片隅で
ブリッグズの女王に告げたはずの「暇乞い」をも指しているのでしょう。
ああ……(涙)もう、しばし呆然です。
(2009/9/13・1:05)
そこへグリードに硬化してもらったリンが飛びかかり、泣きながら閣下の「最強の
眼」を殴り潰した、というところでこのシーンは一段落なのですが…
最後にそこへやってきたランファンが、凄惨な様子を目撃して「じいさま!!!」
と絶叫するのが本当に居たたまれません;;辛い;;
次回、今度は彼女が復讐に燃えて手負いの閣下を血祭りにあげるのか…?
孫娘に優しかったフー爺の回想として、ランファンの機械鎧リハビリ回想などが描
かれたらいいですね。(孫を心配し、励ますフー爺の様子、などなど)
でもそこまでサービスはしてくれないかな…牛先生;(急いでますもんね;)
なお、もちろん閣下の傷についてはものすごく心配していますよ私!
でもそれは最後に書きますね。今はただ二人の冥福を祈るのみです。合掌!!(涙)
2:やってくれた〜金歯爺;;
さぁ、とにかく気持ちを切り替えなければ。
やっとこさっとこ場面は変わり、金歯爺と初めて対面したエドスカロイアイ組です。
誰だと問われ、キング・ブラッドレイを作った男だと答える金歯爺。
もうすでに先刻までの展開から、閣下の秘密のアレコレが明かされるわけもないと
分かっていましたが案の定です;新たな閣下情報はナッシング;
しかしロイだけは閣下の出生についてを聞いていたため、すぐに相手がホムンクル
ス側の人間だと判断できたんですね。
うーん…ロイ、先月はまだ本来の感じではなかったけど、今月はもうすっかり普段
の彼に戻っている様子だな…。やはりもうアレは引きずらずに「次は次!」なんで
すね;まぁ確かにロイにはもうひと山、見せ場があるようですが…(これは後ほど)
ロイが戦闘モードと見てとり、何やら合図をする金歯爺。
すると……何ですかこれ??
天井から次々と戦闘士みたいな無表情な男たちが降りたって、エドたちを攻撃し始
めましたが……新手の人形兵??
しかし金歯爺は告げる;;「キング・ブラッドレイになれなかった男達だよ」と。
つまり、閣下と一緒に「大総統候補」としてあらゆる訓練に耐えた男達ということ
らしいです。賢者の石を注入するあの実験で、閣下よりも順番が後だった人々とい
うことですね!
しかし「賢者の石を入れられる事のなかった、
余り者だよ」って酷すぎる;
スカーも疳に障ったようですが、だってこの金歯爺だって人間じゃないの…!!
お父様やプライドが人間を「資源」としてしか考えていないのは理解できますが、
なぜ同じ人間であるこの人がこれほど勘違いした神経を持っているんですかね!?
ちょっと……この金歯爺については伏線が足りなかった気もするかも。
(2009/9/13・2:26)
「この者達は60年間ただひたすらに戦闘訓練を積んできた」と言ってますが、どう
やら本当にどの人も60歳みたいですね;みんな顔のあちこちにしわが…
しかし何と不毛な人々なのか;人間として生を受けながら、人間らしい表情も生き
ざまも奪われて、ただ本当に「資源」として使い捨てされる命なんですね;
ここまでの冒涜ってあるかなぁ…悲哀を超えてますよもう。憤怒を感じる!
もしも閣下がこんな「元同僚たち」を見たらどう思うだろう……ある意味、閣下は
ラッキーだったと言うべきですよね。運をつかんだのだから。
でもそれは「何の運」なんでしょうか?国を我がものとする名誉運?
それとも、とにかく生き延びて、こんな冒涜をする者たちから「人間の世界」を取
り戻すためのチャンスをつかむ、救世主となれる運?
そう、もちろん後者ですよね……!!
やはり私、閣下を信じています…!!閣下の憤怒の意味を信じてます!!
しかし強いよこの人たち;リザたんはライフルを取られたし、ロイも腕を蹴られて、
一同ピンチか!?というその時、金歯爺はついに仕事を始めたのでした。
バキバキという異音と共に発動する、床に描かれた錬成陣…
特に周囲に異変はなかったけど、金歯爺はついに読者もエドも他の誰も予想だにし
なかった事実をほのめかしました!曰く、
「大総統府直轄の錬金術研究所が中央市内にいくつあるか知っているかね」と…
素直に「4箇所…いや5つ…」と答えてハッとするエド。
もう「5」という数に敏感になってますね(苦笑)でも物語の鍵は5だものね!!
「5つの頂点を持つ錬成陣…!?」
そこまで聞いたら今度はリザがハッと気付く番でした。
「まさか第三研究所のカーブした地下通路は、5つの研究所をすべてつなぐ正円を
描いていたのか」と…
つまり国家錬成陣の内側にもう一つ、中央司令部を中心として5つの研究所を頂点
としたまったく新たな錬成陣が描かれていた、という事実ですね!!!
う そ で し ょ 〜〜〜〜〜〜 !!!??? (おーまいが〜〜っ爆笑)
えええ…伏線が…伏線が……
伏線少なかったですよねv(苦笑)
思い返せばあのFA第1話で、よく分からんアイザック氏が「国の危機だ」と警告を
叫びつつ、司令部を中心とした見たこともない錬成陣を発動させて騒いでおりまし
たが……今月号で金歯爺が発動させた「研究所錬成陣」こそ、まさにまさにアイザ
ック氏が警告していたものなのではありませんか!?
思えば氏は、あの時おそらくこの錬成陣を「無効に」すべく暗躍しておられたので
しょう。なぜ今回のアニメ化の第1話にアレを入れてきたのかと言えば、もしや…
後で理解しやすいように原作にはない伏線を入れたかった、から??
…いえ、すべては憶測でしかありませんが(笑)
とにもかくにも、金歯爺の発動させた錬成陣の威力は円に沿って中央地下を駆けめ
ぐるのでした。
(2009/9/13・14:03)
おお……48の鎧が転がっている第5研究所が、そして第3研究所が鳴動してます。
地表のペットの犬や馬車馬たちは地下に「何か」の気配を感じて騒ぎ立てています
ね。それは「動物の鋭敏さ」を持つキメラさんにも感じられた模様。
というわけで、お帰りなさいハインケルさんv石で治療したから完治したのねー!
そしてアル〜〜〜〜vなんて久しぶりなんだろう(笑)でもやっと車が市街にたど
り着いたところなんですね。対プライド戦から経過したのはやはり1、2時間程度
なんでしょうか。
「早く地下に入る場所を見つけないと…」とアルが焦ってますが、その途中の路上
ですでに金歯爺が錬成陣を発動してしまい、それをハインケルさんだけが「獣の感
覚」で察知できたわけですね。
一方、こちらは大総統執務室から延々と地下へと続く階段を降りていた二人の女傑
チーム。豪腕姉弟とカーティス夫妻、そして先月号で便所サンダルのビンタを喰ら
った将校と中央兵2名、ブリッグズ兵1名…というご一行様ですが。
何やら階段の下の方でうごめく気配を察知し、「そろそろ退き時か」と決断するイ
ズミに「ではお別れだな」と手をさしのべるオリヴィエ様。
うわーすっかりアミーゴじゃないvv(しかし何か、女傑同士の握手を見てると背
中がむずむずするのは何故だ!?あははーvでもいいなぁ姉上の御手…触りたい)
と、まさにその瞬間に錬成陣が発動!!
ほら、この司令部を中心に据えた中央市街鳥瞰図、この錬成光の図こそFA第1話で
登場したものではないでしょうか!?
そして開く……真理空間!!!うそ〜〜〜〜ここで???日食時じゃなくて???
エド、イズミ、アル、3人の真下に現れたでっかい真理の目玉!!これは明らかに
本物の空間ですね!!プライドのぞるぞるの目玉などではありません。
そして黒い触手が3人をからめ捕り……
なんと;;3人がそれぞれの場所で分解してゆく??
彼らの過去の人体錬成の際とまったく同じです!!しかし、エドはともかくイズミ
もアルもこの「研究所錬成陣」に直接触れていたわけではないのに…。
確かに居た場所は陣の範囲内だったかも知れませんが、これではまるで、あの真理
空間が「過去に空間を経験した者」を選んで連れて行ったかのようですよね。
それとも、扉の向こうの彼ら…エドの手足やイズミの内臓、アルの全身などの「通
行料」を保持しているそれぞれの真理君が、あちら側から彼らを呼んだのか!?
そこまで可能な力量を備えているなんて、この金歯爺って一体何者なのか…
ともあれ、エドアルイズミの3人は、それぞれの真理空間へと連れ去られてしまい
ました。まさか……まさかの展開です……(汗)
もうこれは丸ごと考察へ回しますが、謎が大きすぎます;
とにかく今月号で分かったことは、金歯爺の役目こそが「人柱の確保」だったこと、
それもただ人材が地下に集まればOKなどという手ぬるいものではなくて、確実に
「真理空間へと捕獲しておく」という最も手堅い方法だったこと、ですね。
それでは日食で開く、ラスボスが開ける「扉」とは何なのか??
彼ら3人はもはや自力で自身を「再構築」しなければ出て来られませんが、日食の
時の「扉」こそ彼らが出てくる「扉」となるのか!?
そしてロイアイファンの目の前にいきなり現れた、ロイの次なる試練!!
もはや彼の「扉」とは、金歯爺による強制人柱づくり作戦としか考えられません;
おそらく閣下から金歯爺へとロイの情報が伝わっているはずだからです。
あああどうなるロイ!?
そしてその作戦にリザはどうからむのか!?
グラトニーの擬似空間ではなく本物の空間である以上、もはやロイリザが二人そろ
ってあちらに送り込まれる可能性はほぼあり得ません;(リザは一人では出て来ら
れないからです。二人がエドアルのように混線していれば会えるけど…もしもリザ
たんがこの時点でご懐妊してれば混線するかも知れませんけどv)
←妄想ですよー
あああ……何て超弩級の内容だったんでしょうか;;今月も!!!
引き続き考察へと不足がちな脳ミソをフル回転させねばっ;;
(2009/9/13・16:30)
**************************************************************
以下、考察コーナーです。(順次加筆してゆきます)
◆閣下を気遣わせて下さい(涙)
まずは上で自重した分をここで叫びます。我慢してたんです。うぅっ(涙)
とにかくショックです…!!先にネタバレをちら読みしていたからこそ心の準備が
少しはできていたものの…;(ネタバレ読んだ時はみぞおちのあたりが冷たくなり
ました;)それでもあのコマは視覚的衝撃が強すぎて、最初は正面から見られませ
んでした;;だって貫通してるんだもの〜〜!!(号泣)
どうしようどうしよう…このまま傷が治ることなく「その時」が来たりしたら…
この上、グリリンとランファンに追い打ちをかけられたら辛すぎます;もう一刻も
早く奥さんに駆けつけて欲しいです;閣下を心配してくれる人は他に誰もいないん
ですもの!!お願いだから早く来て…!!(もう本気で祈る;)
冷静に考えてみれば、閣下に再生能力が無いのだとしても、きっと今の傷だけなら
致命傷にはならないと思うんですが…;(そう思いたいだけ?)
だってまだ閣下、何もしていないじゃありませんか!なんにも!!
金歯爺の登場によって地下へゆく展開の可能性はほぼなくなってしまいましたが、
でもまだ一国を背負う男としてこの国をどうしたいのかを……救うのか、真実を白
日の下にさらすのか、何にせよ閣下はまだ何も示してないですから!
個人的には必ずや、リンが今月号のセリフを訂正する展開になると信じています。
次号から25巻収録分に入るわけですが、24巻の引きが「人柱消滅」だったというこ
とで、25巻は地上は閣下の、地下はロイの話になるのかなという気がしますね。
ずっと唱えてきた「閣下はホム側を裏切る説」も、今月号あたりで微妙な軌道修正
をすべきかと思えてきたので、また後日考察を追加いたします!
◆金歯爺について「ロイの扉はここで開くか」
これはもう、「扉を開けさせて見せましょう」の伏線が生きるとしたらもうここし
かあり得ませんよね!(伏線が生きないはずもないし!)
よもや人柱確保にこういった人材が配備されているとは思いもよりませんでしたが。
でも、閣下がああ言ったからには当然「ロイ・マスタングは人柱候補」の情報は金
歯爺にすでにもたらされているはずですよね。閣下は金歯爺から「実験後」もケア
を受ける関係だったでしょうし、金歯爺が「始めようか」や「いくよ」という言い
方をしているのを見れば、この「真理空間送り」が行き当たりばったりの行動では
毛頭なく、準備万端に用意されたプロセスだったことが分かります。
しかしもちろん、説明のつかない点も多いですよね。
まず「こんな所にギャラリーが来るとは…」という金歯爺のセリフから憶測すると、
彼は別に「エドに会ったから」今回の捕獲作戦に出たわけではないらしい。
アルもイズミも、あの錬成陣の特定の場所にいたから持ってゆかれたのではありま
せんよね。あの陣は、不思議なことに「陣の中にいる真理空間経験者だけを選んで」
機能したんです。(それがなぜ可能なのかは不明ですが;;笑)
ですから、金歯爺は特に人柱があの場所を通りかかるのを待っていたわけではない。
では、「もうそろそろ人柱も錬成陣の内側にやって来ているだろう」程度の勘定で
陣を発動させたのでしょうか?そのあたりは本人の口から説明を聞きたいものです
が…;(ラスボスと連動して、その合図でホーパパを捕獲するために発動させたと
いう推測も捨てきれませんが。ただ、97話でホーパパの真上に現れた巨大目玉は、
本物の真理空間のものではなくプライドのゾル目でしたし…)
ただし、今月号の状況が「あと1人」の人柱確保にあまりにも都合がいいことは確
実なんですよね。
まず「余り者」たちが通行料になるのでリバウンドの心配がない。
(可哀相だけど;)
そしてすでにエドが飲み込まれたのを目撃している以上、「助けに行かねば」とい
う人道的な心情が働きます。「仲間を捨てられない」という人間の習性を利用する
のがホム側なのだし、閣下はロイの性格も金歯爺に報告している…かも知れない。
さらに、「人柱がそろったら人間側が不利になる」という事実をロイが知っている
か否かが怪しい。自分が「人柱候補」だというのは知っているはずですが…
というわけで。
あとはロイが「候補」のまま本番として使われるのか、それとも二度手間をかけら
れて「人柱確定」となってから本番へ送り込まれるのか、という疑問もありますが、
ともかくきっとロイは真理空間を経験するのではと思います。
まぁ生命の危機ではないので、安心して見ていようと思いますが……これは過去回
想を期待できる最後のチャンスですよね!(ドキドキvvv)
でも、考えてみたら人柱に最もふさわしいのって金歯爺本人じゃないですか??
それとも彼は開けるだけで空間に入ったことはないのでしょうか。うーん;
◆金歯爺について「ロイの扉にリザは関与するか」
これはかなり可能性が減った気がします。エドが目の前で持ってゆかれたために。
ですが、もう一つ面白い可能性を考えつきまして(笑)
それは金歯爺が、ホークアイ師匠を直接又は間接的に知っていた可能性です。
これまた最後のチャンスになると思うのですが……ロイアイに対して影響力MAX
なのに15巻でちょい役に甘んじていたリザパパについて、もう少し読者に優しい情
報を提示してもらえるとすれば、金歯爺がパパの研究を知っていた等の展開もあり
かなと思います。(個人的には待ち望みます!!)
パパが亡くなったのはまだほんの12年?ほど前だし、彼の軍嫌いの根拠なども、何
か金歯爺たちの「錬金術研究所」と関係があるのかも知れませんし。
「さて、彼はどんな方法で焔の錬金術を遺したのかな?」…な〜んてvv
リザたんが危険な目に遭うのはもちろん嫌なのですが、かといってロイのターンが
来ている時にリザたんが話に絡まないのも萌えないのです!
肝心の扉の向こうへは、リバウンドの心配がないのであれば2人一緒に行ってくれ
た方が萌え展開になると思うのですが…。
どうか最後にもう一つ、ロイアイ的盛り上がりがありますように!(祈るv)
そしてそれが23巻や「憑きもの」のフォローになりますように!(祈る;)
◆ところでセリム(プライド)とリザの因縁は?
こちらも気になりますよね。伏線回収のリミットは日食まで、ということはもうほ
とんど時間がありません。果たして奴も「扉」に関わってくるのかどうか…
もしもここでプライド登場となれば、ロイの「君を失う訳にはいかない」のセリフ
と合わせ、しばしロイアイファンの間に緊張が走ることは確かですが。
ただ、あの「触手責めシーン(違うけど)」は閣下とリザとの執務室での会話のた
めだけの伏線だったと考えることもできますし。(まぁそれにしては大々的でした
けども;「常に見ています」というセリフもありましたからね…)
しかし、そもそもセリムは今どこにいるのでしょう!?
今月号でアルチームが市街地に着いたということは、奴も着いていて不思議はない。
否、もっと早く着いていてもおかしくないほどですが。
それとも、プライド単体でなくお出かけ用容れ物であるセリムの身体に入っている
時は、子供の足でてくてく歩くしか手段がないのでしょうか?(←かわいいv)
もしそうならまだ市街までたどり着いていないかも知れませんが…(車もないし)
ただ、少し前にホーエンハイムの頭上に現れた巨大目玉はどう見てもプライドでし
たし、ホム側が人柱を確保し始めた今になっても主役が現れないのは不自然です。
それとも、まだ地上で「セリム」としての見せ場があるのか。つまり閣下や閣下夫
人とからむシーンが用意されているのか…(「家族ごっこ」の件もあるので、こち
らも用意されていないはずはないんですけどね)うーん、地下に行ってしまったら
夫人と会えないし、ここまで再登場を遅らせたということはやはり地上の見せ場が
先…かも知れませんね。
ストーリーの行方がまったく読めなくなってきましたが、いや〜ラストまで怒濤の
ハラハラドキドキですね;;
◆リンはフーさんを生き返らせようとするか
まずないとは思いますが、リンがグリードに「今すぐフーの身体に入ってくれ!」
と頼む展開も…無きにしもあらずでしょうか。もし絶命する寸前であれば…。
でも、フーさんの魂が勝てなかった場合、中身はAllグリードになってしまうんです
よね。外見こそ元通りでもそれはフーさんではないわけだし…やはり有り得ないか。
閣下の傷の程度にもよりますが、まだ戦いは続行中だし、まずはフーさんたちの手
柄をあの場で生かすことが先決ですものね。
それに、バッカニアさんをほっといてフーさんだけを救うのか?という問題もある
し。(そもそもグリードが自由に賢者の石化して体外に出られるのかは不明;)
ただ、ランファンは下に駆けつけて悲しむでしょうし…それを目の前で見ながら、
賢者の石を「保持」しているリンはどうするのか?
フーさんの「武人の覚悟」も尊いけど、大事な人の命を救う手だてをその手に持っ
ているとき、死にものぐるいでそれを使うのが人間だとも思うので…しばし注目し
たい場面ですね。
よもや、グリードの全パワーでフーさんが復活してグリード消滅+リン元通り!!
などという展開は…ちょっとご都合主義すぎると思いますが;
◆閣下は再生するか
辛いけど、これも考えなくてはならないことですね。(ぐすん;)
(この考察は主に
80話の感想内考察
をベースとしています。閣下についての個人
的な見解についてはそちらで詳細に述べておりますので、もしご興味おありの方は
ご参照頂けましたら嬉しいです☆)
閣下の受けた傷が次のどんな展開の準備なのか?と考えますと、やはり牛先生が最
も描きたいのはランファンたちの反撃ではなく、「閣下が再生するか否か」という
ところだと思えてならないのです。恐らく見せ場はそこ、焦点はそこでしょう。
同じ「人間ベース」であってもグリリンと閣下では身体の成り立ちが違うことを、
辛いけど認めなくてはならない時が来るのかなと思います(涙)
これは以前の考察でも書きましたが、今月号を参考にするとよりスムーズで具体的
な説明ができそうなんですよね。
かのフーさんはグリリンの「気」は気色悪いと言いましたが、閣下がホムンクルス
だとは見抜けなかった。リンも以前に言ったように、閣下の「気」は人間と同じ…
つまり魂は一つ。恐らくはもともとの自分の魂が残った希有な例なのです。
そしてグリリンについて言えば、グリードが表の時に傷を再生している描写はあり
ますが(22巻)、リンが表の時にはない。今月号でリンが「硬化」をしたのは、フ
ーさんの願いでグリードの意思が働いたためですよね。ということは、再生につい
ても「賢者の石の魂」の意思がなければ細胞が動かない可能性が高い。
従って、もとの自分の意思しか持たない閣下は、恐らく再生ができない…のです;
とはいえ、これはまだ単に私の個人的確信にすぎませんので…(苦笑)もちろんど
う描かれるかは分かりませんが。
ただ閣下の負傷が、閣下の心が人間のままなのか、それとも心も人造人間なのかを
公にする試金石だというのは確かだと思います。その根拠が「気配」というだけで
は読者に対してしか説得力がありませんが、今度は万人に「見える」根拠として、
作中のキャラクターたちも納得する方法で描かれるのでしょう。
グリリンはもちろん、もしもあの場にプライドが駆けつけたなら、その事実を知っ
て驚愕するでしょうね。まぁリンは気配が読めるので、相手は再生できないだろう
とすでに予測しているかも知れませんが。(もしや閣下がリンランの能力を「邪魔
な能力だ」と言ったのは、他のホムンクルスたちに自分が人間だとバレるのを恐れ
たためかな?20巻の対グリリンの時はその場にプライドもいましたからね。もちろ
ん閣下は自分の魂が人間のままだと自覚してから、それを隠して生きてきたのだと
私は信じています。ただ奥さんを守るために。つまり最後の最後に人間側が勝利す
るために。それがうちのサイトの通説ですv(しつこくてすみません;))
…しかし、プライドはどうでしょうか。
「心が人間」ということは、今までずっと自らの意思でホム側のために動いていた
ということ。でも、人間という存在が人間の滅亡のために尽くすはずがない。では
閣下の真意とは一体何なのか?問い質したくなるのでは…
まぁプライドも過去の会話から閣下を疑っていた面はあると思いますが。でもやや
こしいことに彼自身もまた、家族ごっこの中で人間の影響を受けていた部分もある
わけですから、どう反応するのか…。そしてそこに閣下夫人が駆けつけたら??
というわけで、ついに閣下の真実が明かされる時が近づいているのを感じます!!
もう動悸が止まらない…;もちろん生き残る人だとは思っておりませんが(涙)
でもどうか「真の王」として、そして奥さんとの理解の中で逝ってほしいとずっと
願ってきたので…!
いよいよ正念場、来月号はもう一字一句を噛みしめて読みたいです。
(いや、まだ閣下の仕事は残っていると思うので、すぐ逝ってしまうわけはないの
ですが。でも、誰かに傷の手当てをしてもらえるのかなぁ…涙)
◆救世主の2人、閣下とホーエンハイム
周知の通り、世界を救うヒゲの2人ですが。
(←いやうちのサイト設定かも知れませんが;)
閣下が傷を受け、ホーエンハイムも今頃は真理空間に捕らえられたかも知れない今、
もはやこの2人が相まみえて会話を交わす時は来ないのでしょうか?
互いにあまりにも特殊で孤独な状況下に生きてきた者同士、言葉を交わせば通ずる
ものがありそうな二人だと思うのですが…。
せっかくなので、以前にも書いたけど彼らの共通点を列挙してみました。
1:奴隷的環境で育つ。
2:ホムンクルスによって自分の意思と関係なく化け物にされた。
3:にもかかわらず、普通の人間女性との間に愛を育んだ。
4:(恐らく)魂のみ人間のまま。身体のみ化け物。
5:ヒゲ。
…って思ったより共通点がなくて焦りましたが(苦笑)
でも、ホーパパから閣下を見た場合の感想、閣下からホーパパを眺めた場合の感想、
どちらも個人的にものすごく興味深いんですよね。ぜひとも作中で彼らの会話を聞
きたいものです。
これは私の推測にすぎませんが、もしも「二人のうちどちらが幸せだったか」と比
べたら、それは閣下の方かも知れないと思います。
何と言っても愛する女性と20年、30年と共に年を取れたのですからねv偽りの子供
ではあっても、プライド(セリム)自身が「家族生活は楽しかったし母親も好き」
と本気で言うからには、閣下だってその日々が楽しくなかったはずはないんです。
だから、閣下はプライドに対しても感謝している部分は絶対にあるはずだと思うん
ですよね。(この親子対決も近いと思いますが;ドキドキ)
対するホーパパは、自分が家を留守にしているうちに愛妻を亡くしたわけですが、
彼はどうなんでしょう、「彼女がそんなに短い命と知っていたら家を出ないで一緒
にいれば良かった」と悔いたことはないのか…?それとも、元フラスコの見過ごし
にできない凶悪計画を阻止するため(=エドアルの未来を守るため)には仕方がな
かったと納得しているのか…。
もしもホーエンハイムが閣下と会って、「あなたは幸せな人だ」と言ったとしたら、
それは何よりも閣下を肯定する言葉となるだろうと思います。
そして閣下はその幸せをすでに味わったからこそ、運命を全うして死したとしても
悔いは残らないのです。
…なんて、何度も繰り返しすぎですね(苦笑)でもこれが私の現段階での精一杯の
閣下予想であります!
牛先生が以前インタビューで仰った「これから大総統も大活躍する」という言葉を、
前向きに信じています。
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