第76話
うーん…先月の引きのあと、ホーエンパパの正体である「賢者の石」の
説明をエドにさせることで場面は北に…素晴らしいつなぎ方です!
これでしばしの過去トリップ(というより壮大な種明かし?)をはさみ、
また一気に話が北に戻ってきました。エドの顔がなつかしい(笑)
ああしかしロイアイよ…中央よいずこへ…(ぐすぐすー泣)
次にリザたんの笑顔を拝めるのはいつなのでしょうか〜。
今はストーリーを追うべき時期なのですね。以下、ぷち詳細モードで☆
1:ゾルフ暗殺計画
冒頭、賢者の石についてマイルズさんや他の兵士たちに説明するエド。
いやぁ主人公、久しぶりだねぇ(笑)君が不在の間、お父さんの美少年
ぶりが世を驚かせていたんだよ、な〜んて教えてあげたい。
しかし牛さま、皮肉な方向に持ってゆきますね。
大きな賢者の石をつくるにはとんでもない数の人間が必要なので、「で
きる事ならお目にかかりたくない」などとエドに言わせますか!
そのセリフにかぶせてイズミの問い、「ホーエンハイムさん、貴方自身
が…」と先月の最終コマを再現し、人間の形をした「賢者の石」である
ホーエンパパを強調しています。いや〜実際この親子、「親子で1人の
主人公」と言ってもいいくらいです。
そして更には、坑道の中で研究書解読を始めたスカー御一行様たちにも
ホーエンパパを強調させていますね。メイいわく、「シンに錬金術を伝
えた人物は金の髪・金の瞳の不老不死の男だった」と。そしてそれを聞
いたウィンリィまでもが「へー、エドとアルみたい」と言ってしまう。
これでもかって(笑)
この駄目押しで、西の賢者はホーエンパパと超ウルトラ明確に決定!
やはりシンの錬丹術はクセルクセスの錬金術がベースなんですね。
恐らくはそのあたりが「巨大錬成陣」を無効化する鍵となる気がします。
一方、エドとマイルズさんは「賢者の石」を奪うことでゾルフの戦力を
削ごうと協議していたわけですが、マイルズさんは何の迷いもなく暗殺
を決断するんですねー!まぁ皆でやっつけるつもりだろうとは思ってい
たけど。
確かに「捕まえて情報を吐かせたら」なんて言うエドは甘すぎますが…
でもこの漫画の軍人さんたちってロイを筆頭に優しい人々ばかりだった
ので、急に「極秘に仕止める」とか「始末させてもらう」といったセリ
フが出てくると思わず居住まいを正してしまいますよ;
マイルズさんを見てると「軍人だなー」と(当然だけど)しみじみ思う。
ただ、容赦ないのは彼だけの裁量とは言えません。彼はいまオリヴィエ
様の代行者なわけだから、そもそも彼女の指令の中にゾルフ暗殺も含ま
れていたと見るべきでしょう。「隙があったら殺せ。スカーと共倒れに
なれば最も良し」くらいは言われていそうです。
だけど、やっぱり牛先生は優しいvマイルズさんが好んで殺傷している
わけではないと、続くシーンでフォローしてますね。彼に「自分にもエ
ドのように甘い考えの時期があった」「(その甘さが)羨ましい」と言
わせて。
殺すよりも生かす方が難しい、と述懐する彼のセリフでアップになった
あの銃、どのくらい人の命を奪っているんでしょう。うーん、やっぱり
リザたんと話が合いそうですよね(笑)ゴウゴウとやり合うオリロイの
後ろでぼそぼそと会話するリザたん&マイルズさん…こちらもほぼ公式
だと思うなぁ。上司の非礼を互いに謝ったりしてますよねー絶対!
というわけでマイルズさんファンとしてはときめきvvの(強制終了)
2:スカー御一行様とアル、無事に出逢う
さて、そして意識不明になっていたアル!!
無事にウィンリィたちと会えて良かった良かった〜…ホッ。
そうか、鎧の中に食料を詰めて運ぶという手があったのね!これでスカ
ー御一行様たちは、ブリッグズに帰れなくてもとりあえずは大丈夫です
ね。問題はその間に研究書を解読できるか否か…。
でも、坑道から出ちゃったけど次はどこに隠れるのかな?
この解読中の描写がまた面白いです。
イシュヴァール=インドあたりを念頭にしていると以前書かれていまし
たが、兄者の研究書に出てくる古代語ってサンスクリット語とラテン語
のミックスなのかなぁ(笑)
ヴェーダ近辺の話(プルシャとか)や用語は、例のカルト宗教事件のせ
いで誤解を招くようになってしまったので触れませんが、このあたりの
原典を考えるだけでも楽しいですv
でもこの研究書っていったい何が記されているんだろう。
…ともあれ、ゾルフを「さん」付けで呼ぶウィンリィにはどうしてもひ
とこと言ってあげたくなります。(それに値する奴じゃないってねー)
3:エドVSキンブリー!!
そしてついに吹雪は止み、ゾルフを仕止めるべく狙撃兵を配置するマイ
ルズさん…。しかしやはり一筋縄ではゆかないゾルフ!すべてお見通し
だったようです。こいつはかなりの知能犯なんですよね。
マイルズさんの「奴め、気付いたか」が指しているのは狙撃計画ではな
くて、スカーとウィンリィの必死の演技そのものでしょう。彼らが一緒
に坑道に逃げ込んだことまでゾルフはお見通しだったんですね。
エドもこうなっては白を切り通せないか。
ついにエド対ゾルフ…久々の錬金術戦に発展…!
と思ったのにまず邪魔してきたのは新手のキメラ兵でした。
「大人しくしていろ鋼の錬金術師」と言ってますから、ゾルフの指示は
エドの足止めですね。人柱を殺すな、というホムンクルス側の命令には
きちんと従っているようです。
狙撃はもちろん失敗、ここで初めてマイルズさんの戦闘シーンかと思っ
たのに〜(苦笑)見たかったなぁ…でも主役はエドですもんね。
そして大人しくしているわけもないエド、坑道への入り口でついにゾル
フと対峙です。
ひぃぃ…格好いいよー
…ゾルフが!!(笑)
この人のセリフってどうしてこう、いちいち、いちいち、
ド気障なんで
しょうか。嘆息しながら「やれやれ…血の気の多い」とか言うなー(笑)
ふた昔前のロボットアニメの敵役(伊達男と相場は決まってる)みたい
ですよねぇぇ。
…ま、萌えは置いておいて。(←萌えなのか?)
久々の活劇シーンはスピード感満点v1個目の「賢者の石」をエドが蹴
り飛ばす所なんかもかっこいいv手のひらの錬成陣って、皮膚が切れた
だけで発動しなくなるんですね。それなら入れ墨の錬成陣なら、一カ所
に火傷があっただけでも発動しなくなるのは道理かー。
しかし悪鬼の表情になったゾルフはやっぱり…いい味だなぁこの人(笑)
「勝った!!……と思ったでしょう?」からの一連のシーンなんかもう
鳥肌モノです。悔しいけど魅せるなぁ…
ぜひとも華々しい最期をとげてほしいキャラですね。
4:主人公危うし!!
それにしても、まさかここに来て…最終戦の前にこんなピンチがエドに
訪れようとは。
心臓からは外れていますが、横腹に突き刺さったあのパイプをどうやっ
て抜くというの!また誰が!?…その前に出血量もシャレになりません
よー;きゃーエド!(っていうかゾルフ、ぜんぜん手加減してないです
よね;血の気が多い…って血に飢えてるのはお前だ!と言い返したい。
まぁエドが死んだら「狙撃されそうだったので正当防衛をした」でホム
ンクルス側は納得…するかなぁ;)
とにもかくにもこれで例の「仕事の話」、ウィンリィの両親の仇である
スカーを発見して引き渡す、というゾルフとエド間の約束は決裂したわ
けですね。今後は明確に敵対するはず。
でも先にスカーに演技させて引っかけようとしたのはエド・マイルズ組
だし、狙撃の件もあるし、いちいちゾルフ側に主張の正当性があるのが
気にくわないな〜(笑)
今後、閣下とゾルフが再び話すシーンがあるのでしょうか。どこまで長
生きできるかしら、ゾルフ…。うーむ…このまま北でスカーとまみえて
相打ちで散る方が自然のような気もしますが。
さて、そしてエドの意識が薄れるのとリンクして、ウィンリィたちと合
流したアルの意識も薄れて…
「引っぱって」いるのはもちろん真理君の世界にいるアルの肉体。彼ら
はまたそれぞれの扉の前へ立つことになるんでしょうか。ここに来て最
終戦の前に、真理君との間でどんなやりとりがあるのか…
というわけで、まさか主役が死んでしまうはずもないですが、このまま
何事もないはずもない状況で来月に持ち越しになった76話でした。
え〜〜〜どうなるの!?
2人の身体がこの時点で元に戻る展開はあり得ないと思うのですが…
いつもそうだけど、来月が待ち遠しい(笑)というか怖い!!
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以下考察覚え書き。
◆エドを救うのは何?
主人公が死んでしまうはずはないから、何らかの助かる道があるわけで
すが、はっきり言って医療系錬金術か賢者の石か、どちらかor両方でな
いと蘇生は無理ですよね!
あの石…ゾルフの唾液がついていない鉱石状の石の行方がまず気になり
ます。でも運良く(というか都合よく)エドの目の前に落ちてたとして
も、それを使って自分自身を治す体力が彼にあるかどうか…厳しいなぁ。
あるいは坑道に引き返してきたスカーかマルコーさん、またはメイ子が
偶然にもあの石を見つけてエドを治すか…。
たぶん、ゾルフは坑道を通ってウィンリィたちを発見しちゃうと思うん
ですよね。そうしたら絶対、スカーが体を張って楯となるはず。イシュ
ヴァール人の血にかけて、彼がウィンリィを守ることはほぼ確定的です
から。
そして宿命の対決の再現となり、マルコーさんたちはその間にまた坑道
へ逃げて…それで落ちていた「石」を見つけたら、話がうますぎるけど
エドは助かると思いますが…うーん(笑)
いや、それ以前にゾルフが無傷なのかどうかもあやしいですよね。
自分も怪我してたら大声で笑ってやりましょう!
あるいはあるいは、ここでホーエンパパが…出てくるはずもないか〜。
あれはどう見ても北ではないし、父親として彼が介入してくるのはもっ
と先だと思うんですが。それとも親子だから魂が引かれる…なんていう
展開もあり得るのでしょうか。
でも、今ここで父親の正体を兄弟が知ってしまうわけがないし。
◆エドアルの意識の先は真理?
それ以外に考えられないですよねー。
元に戻ることはあり得ないとして、問題は今この時点で牛先生がどんな
伏線を張ろうとしているのかです。それこそラストへの伏線を…
エドとアルの混線状態を明確にするため?
(以下まだ加筆するかも)
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