本誌感想(+小考察)のコーナーです。
毎月の日記で書いた分を順次こちらに移動してゆく予定です。
また、コミックスの発売1ヶ月前をめどにその巻の収録分を消してゆきます。






第72話




※「v」が異常に飛び交う文章であることを予めお断りしておきます。

まずは祝vロイアイ会話!!
いや〜何ヶ月ぶりでしょうか!緊迫した状況の中ですが、久々に2人
の会話シーンが見られた今月はもう感無量v脳内ロイアイ祭ですーv
よかったよかったv皆さまと共に乾杯ですね!
そして今月は密かにマイルズ祭ですvいや〜本当に男前ですこの人…
オリヴィエ様がいない場所でこれほどのマイオリ萌えが補給できると
は思いませんでした。ストーリー上、彼は今月号のために登場したと
言っても過言ではないですね!
ロイアイの絆、マイオリの絆、今月は両方に萌えたv
ストーリーの方も「復讐三つ巴」の話を着実に決着へと持ってきてい
ます。大切な通過点です。以下、詳細モードでいってみます☆


1:電話deロイアイ再び〜vv
まず衝撃なのは、帰宅したリザの怯え具合です。そうか…そんなに怖
かったんだねリザたん…(涙)そんなに、床に座り込んでしまうほど
怖かったんだ…くっそぅプライドめ…。勇敢な彼女がこんな姿を見せ
たのは始めてです。ハヤテ号にまでびくりとして…
でも、恐怖を押さえて手にした受話器から聞こえてきたのは恋人の声
でしたv晴れて祝☆ロイアイ会話!!
このシーン、何がスゴイって最初から最後までロイが名乗っていない
ことですよね!いきなり「毎度ありがとうございます」だよ(笑)
それでもリザはごく平静に応対してるんですよねvそして「いやすま
ん」で即本題!
…いや〜あんたたちってばもうっv可愛すぎるよー(笑)初めて描か
れたロイアイのプライベート風景なわけですが、いつも紙面の裏側で
はこんなことをやってたんですね彼ら!ああ画期的vv
何なのよーロイのこの勝手知ったる君の家な雰囲気はv
今更ですが、この分じゃほんと半同棲くらいでも違和感ないよ(笑)
…って脱線すみません;

しかしこの「攻めロイ」な表情から察するに、ロイの電話の要件は…
「花を処分してくれると有り難い」=「これから行ってもいいかな」
=「花屋からの情報を耳に入れたい」ですね。つまり、花を届けにゆ
く口実でリザと久しぶりに一夜を過ごし緊急にオリヴィエ様の伝言の
件を情報交換したかったわけです。
歯切れの悪いリザに、このロイの顔…。セリフを見ても、もう彼はこ
の時点で彼女の異変に気付いてますね。
そもそも先月のシーンですっきり終わってもOKだったエピソードな
のに、今回のロイとの電話まで引っぱった、というのが作者様の意図
でしょう。これは2人の仲を強調しつつ、ロイがこのことを第3者に、
他でもない閣下に問いただすきっかけを描きたかったんだと思う。
(16巻で相愛を公認し、フレッシュG等でラブラブを強調していたの
はきっと、ロイがリザの部屋に行くのはごく日常的なことですよーと
今月号でファンを驚かせない配慮だったんですね!今後もますます、
ラブラブが前提になると予想しています。超期待〜v)

ええ、ロイはあれで今回かなりの所まで悟っているはずです。
花瓶がないとか屁理屈を言ってまで「今はダメなんです」で押し通し
たリザの反応が、彼女が「ロイの身を守る」ために最大限可能な対応
だったことをね。とすれば、「会ったら危険」=「何かをロイに口止
めされている」=「敵の重大な秘密を知って脅迫をされた」と、簡単
に推理できるはず。(リザたん、電話がロイだと分かって安堵の溜め
息をついてますしね。ロイにも聞こえてる。これは最初、脅迫者から
の電話かと思ったことの証拠だから!)
とすれば、ロイは彼にとって最も身近な敵である閣下にその件を問い
ただすはずです。彼ら2人には奇妙な信頼関係ができているので、閣
下は敵だけど、ロイにとっては即時の危険とはならない敵なんですよ
ね。(扉の件でさえ、ロイを陥れる罠ではないですからね。)
閣下は何と答えるのか…もし、その時点で閣下とプライドとの情報交
換が行われていなかったら面白いんですが、リザの傷は閣下も見るわ
けだし。まぁおしゃべりな奥さんが「あなた、さっき可愛らしい補佐
官の方が見えたのよv」なんて言って書類を渡しちゃうんだろうから、
すぐに「親子」の情報交換があるか…。
いや、まだこの夜は終わっていませんね!来月、大総統邸のシーンが
続いても驚かないです。
(しかし、今回のロイアイ電話の際には恐らくプライドは足元にいな
かった模様ですね。ハヤテ号が何も反応してないから。うーんやはり
「いつも影から」って絶対はったりを含んでると思う。常にリザのそ
ばにいるわけではないんですよ、プライドも)

でも、皮肉にもプライドのお陰で素直なリザの表情が拝めたので、そ
れは感謝しなくてはねv
「なんでこういうタイミングはいいのかしら」…ってああなんて乙女
なつぶやきなんでしょうかこれv
なぜか?はーい全国のロイアイスキーがハモって答えるよリザたん!
『それが愛だよ、愛っvv』
もう可愛すぎーvロイの声で心から安心していますねーリザv

…これ本当はね、表向きは「こういうタイミング」=「電話をかけて
きちゃダメなタイミング」だと思います。プライドの件で絶対にロイ
を危険に巻き込むまいと決めていた彼女は、ほんとは「貴方ってどう
して間が悪いの?」と言いたかったんですよ。
つまりはエリザベス電話の時を引き合いに出しているんですね(笑)
あの時もグラトニーから間一髪で彼女を救ったロイだったのに、当の
リザには「馬鹿ですか!」と怒鳴られてましたが(笑)リザは自分が
原因でロイを危険に巻き込むことをほんとに恐れてるから…。ロイは
必死で彼女を守ろうとしているのにねぇ。
でも、ふっ…と苦笑して嘆息して、ハヤテ号をくしゃっと抱きしめて
言ってればもう嬉しさの照れ隠しにしか聞こえないよv「声をかけて
いただきありがとうございます…大佐」も萌えっvきゅーんv
実は原作でリザがロイに「ありがとうございます」と感謝するのは今
回が初めてなんですよね。だから今月はかなり画期的な回なんです。
うーむ本当に今後も「本誌でラブラブ」はかなり期待できますよ!

いや〜それにしても、読み返すたびにかわいくてニヤけてしまいます
ね(笑)今回の個人的萌えポイントは、ロイのセリフ中の「…」部分
だったりします。
「…どうした?」「…そうか?」っていうその「…」が良い〜v2人
が互いの息遣いまで察しながら会話してるのが見えるようで…v
電話の上に用意された小銭もかわいいですよね(笑)長くなっても大
丈夫なように?ロイが小銭入れから硬貨をひろってる図を想像するだ
けでラヴリーv
…何だか直接会うより萌えたような気がしました。


2:研究書解読チーム
一方、やっとマルコーとメイ子、エドアルの間で情報交換です。
そういえば、暗記パン娘のシェスカが「お料理献立」を書いてくれて
以来初めての、エドとマルコーさんの会話なんですね。う〜ん今とな
ってはもう懐かしいシェスカ(笑)
これで予想通り、マルコーとメイ子(+スカーも恐らく)はエドアル
の協力を得て、要塞でオリヴィエ様の保護のもと研究書を解読する流
れだと思いますが…ただ、スカーにはまだちょっとクリアすべき難題
が山積みのようです。

例の軍人キメラは唾液攻撃というばっちい技を繰り出していますね;
スカーの戦法はもう研究されてるんだ〜…軍部も馬鹿じゃないな。
キメラが面妖なのを理由に、とぼけてゾルフの部下をのしちゃうエド
アルは何だかギャグ風味(苦笑)でも、寒冷地仕様の鎧はしっかり効
果的みたいですねv
さぁ、そして闘いの場に出てきたウィンリィに気付いて一瞬躊躇する
スカーは、その隙をつかれてとうとう虜囚に…!そこへマイルズさん
が踏み込んで、これで役者は勢揃いしました。ゾルフを除いて!!


3:「正の一石」はこの人だった!
物語の上で絶対にクリアしなければならない「復讐三つ巴」のエピソ
ードですが、早くも正念場を迎えました。もうドキドキ!
いやはや…まさかウィンリィが!スカーの傷の手当てという行動に出
るとは思わなかった…。実は正直なところ、この時点でいや〜な(偽
善的な?)予感もしたんですが…でも、結果的にはああいった描写で
納得できました。うん。ウィンリィ、気丈によくやったよ!
両親の殺人者に対して、「向かい合って話したかった」と…そして相
手の傷が命に関わると見て取って、「父さんと母さんもこうしただろ
うから」と止血をしてやるウィンリィには、少々お利口さん過ぎない
かという疑問を感じなくもないけど。
でも「おれを許すと言うのか」というスカーの甘っちょろい問いに、
「理不尽を許してはいない」と断言する彼女には納得させられました。

その言葉にハッとするスカー…それもそのはず、いつかスラムでスカ
ーを尋ねてきた師父が、同じことを言っていたんですね!「堪える」
と「許す」は別で、怒りに流されたら獣の道に堕ちることになると…。
うーん…立派な武僧なのですね、師父。
ここでは管理人の主義主張なんて必要ないんですが、でも…やっぱり
あれだけの目に遭ったら…身内がことごとく虐殺されるのを目の当た
りにしてしまったら、「目には目を!!」な復讐者になっても仕方が
ないと思うのですが。獣と言われても、それもまた人間の性(さが)
ではないかと…。
ただ、内乱を画策した黒幕ではなくて、仕方なく上層部の命令に従っ
ていた国家錬金術師や、まして彼自身の命を助けたウィンリィの両親
までもを殺してしまったスカーの怒りは、正しい対象に向いていなか
ったわけですから…彼の復讐劇は新たな怨恨を生むばかりで、今まで
まったく本当の仇討ちにはなっていなかったんですね。それは致命的
に情けないことだと思う。
重要なのは、ウィンリィのまだ揺らぎのある心の辛さをエドが受け止
めてやってることですね!(肩抱いてv)彼らがいたからウィンリィ
は復讐の連鎖を止められたんです。いい子だな…エドもアルも(涙)
しかし、気丈にスカーを直視したものの、まだ子供ゆえに個人的なレ
ベルでしかイシュヴァール問題に立ち向かえないウィンリィ。
そこで彼女では担えなかった部分を補うため、イシュ問題に社会的な
レベルで立ち向かうために登場したのが、他でもないマイルズさんだ
ったわけですね!

いやー、実は今月の圧巻はこのシーンじゃないかと思う。
ここまで見事にマイルズさんとスカーを対比させて収めるとは予想も
してませんでしたよ!2人の対面までは読者の想定内だったけどね。
そして、「なぜお前はイシュ人の血を引くのにアメ国軍に加担するの
か」というスカーの問いはお約束通りですが…その後に続くマイルズ
さんの返答が!か、格好良すぎる…っ…v(惚けてます)
いや、素顔もめちゃくちゃ男前なんですが、セリフも漢前…vv
何というか、おいしいキャラですよねぇぇ〜(笑)惚れ直しますよー。
自分の血に関する彼の本音トークがここまで聞けるとは思いませんで
したが、考えてみればまさに今月号のために彼というキャラクターは
登場したのですね!そして同時に、オリヴィエ様と彼との絆はこんな
にも強固で特別なものなんだと分かって感激でしたv

何が圧巻だったかと言えば…このイシュ人2人の対面シーンがセンチ
メンタルに流れなかったことです。牛先生はいつもこういう感情のぶ
つかり合う場面で感情論に走らないんですよね。そのキャラクターの
バックグラウンドにすごく説得力があるから、読者はそれを想像する
だけで納得できてしまう。そうやってキャラクターのリアルが伝わる
んですね。今回もそこが素晴らしかったv
同じ民族の血を引きながら、ここまで落差のある境遇におちいった2
人なわけですが、それでもスカーがマイルズさんの「この国の内側か
らイシュ人に対する人々の意識を変える」という確固たる決意を聞い
て、自分を「神に値しない膿(うみ)」と認めて、マイルズさんを民
族の誇りのように言うシーンはグッときました。以前は自分のことを
「神の代行者」と思っていたスカーでしたが…。
しかもこのやり取りの間じゅう、マイルズさんはスカーに銃を照準し
たままなんですよね!甘さ抜き。引き締まってていいなぁ。

マイルズさんにしてみれば、同情だってあるに違いないんですよ。16
巻では「憎んださ」と本音を言っていた彼だもの。血の濃さについて
は運だったかも知れないけど、マイルズさんだってスカーのように復
讐の道を行くことも可能だったはずです。オリヴィエ様との出逢いが
なかったら…ね。
でも、彼女との出会いこそ運命的だったとはいえ、スカーだって師父
や良い兄がいたわけだから、境遇のせいにはできない。その点によう
やく気付いたスカーの様子はほとんど哀れでしたが…
あと1つだけ彼に残された救いは本当に、兄者の研究書を立派に解読
することのみ、ですね。牛先生の恩情を生かしてほしいです!


そんなわけで、今月のサブタイトルの中の「正の一石」とはマイルズ
さんだった、という第72話でした。でも大きく眺めれば、「一石」は
ウィンリィでもありスカーの兄でもあると読めるかも知れませんね。
どちらにせよ、もはや「三つ巴」は形を崩して、「ゾルフをどう始末
するか」に焦点は絞られてきたみたいです(笑)

ラストの皆のお芝居については後ほど考察で触れることにして、まず
は全体の感想といたします☆
長々と読んで下さった方々、有難うございますv






小考察の方は、まずやはりロイアイの状況からいくべきかなーと思う
ので、おさらいを含めて少々考えてみますね。

まぁ、すべてはロイがどの程度リザの状況を悟ったか次第ですが…。
でも感想の中でも書きましたが、最低の男でも「今は来ちゃダメ」位
はあれで分かりますよね(笑)(←注:ここで今までの相愛公認が生
きているわけです!つまり暗に「いつもはフリーパスだけどv」とい
うのが前提になっているからこそ、今夜に限って断ったリザをロイが
不審に思う、という仕掛けなんですよねーv)
…しかし、ロイは並の男じゃありません。特にリザに関する嗅覚は到
底普通じゃないです(笑)
だから、何か様子がおかしいのに「来ちゃダメ」な理由が、自分を危
険に曝さないための彼女の配慮であることくらいはすぐ察するはずで
す。とすれば、それはイコール彼女自身が危険に曝されたという意味
になります。グラトニーの時のようにね。
ではどんな危険か?…もちろん、ホムンクルス絡みの危険に違いない。
でも電話口では争っている気配はありませんから、取りあえず今は敵
と闘ってはいない。残る可能性はやはり「脅迫口止め」しか思い当た
らないでしょう。そしてホムンクルスたちが「口止め」するほどのこ
とと言えば、それは彼らにとっての大きな秘密としか考えられません。

ロイは恐らく来月、リザの部屋を訪ねないでしょう(ファン心理とし
ては今すぐ急行してほしいですが!!)。彼女の恐怖から察して、自
分が行けばリザの命まで危うくなることまできっと悟っているはずだ
からです。
そして彼女に直接尋ねることができないとなれば、ロイはもう閣下に
それを尋ねるしか選択肢がないんですね。恐らくはこういう論法で…
「ホムンクルスが必要とするのは私だけのはず。錬金術師でもない彼
女を脅してもそちらの得はない。彼女が何をしたというのか…」
とかね(笑)これは推測にすぎませんけど〜。
ここまで来ると、かなり「扉」のにおいがしてきますが…。
あるいは、裏からリザの昨晩の行動を調べて、彼女が大総統邸を訪問
したことを突き止めるかも知れない。あの家にはやはり大きな秘密が
…ということで、適当な用事を作ってロイも閣下宅に行ってみたりし
ても面白いですねぇ(笑)
もちろんセリムに会って「女たらしで有名なマスタング大佐だぁ!」
とか言われた後、奥さんが席をはずした隙にセリムが正体を現すんで
すよ…!
やば;これだと本気で来ますね〜扉;
問題は、ホム側が「何を担保に扉を開けさせるか」ですけど…(ただ
「開けたまえ」じゃロイだって動かないですよね;開けて得られるも
のがなければ…)
うーーーーん…………。プライドが絡んできたここ数ヶ月での材料だ
と、リザたんが利用される確立は案外高い…のかな〜;彼女が傷つい
たりする心配はないんですけどね…。
やはりまだ情報不足ですね。来月が待ち遠しい。



さて、次はスカーとゾルフの今後についての小考察です。
もう「三つ巴」じゃないのでねー(苦笑)2対1ですから。
まずは今月のラストの皆のお芝居ですが、その筋書きについてもう一
度整理してみましょう。こんな感じだと思う。
スカーに連れ去られたことにして、ウィンリィをゾルフの手の届かな
い場所へと逃がす→マルコーとメイ子を保護して要塞へと連れてゆく
→「スカー取り逃がし」+「民間人(ウィンリィ)を人質にされる」
の件での不始末を理由に、ゾルフを中央へと返す→スカーこっそり要
塞へ帰還→こっそり皆で研究書解読。
…とね☆(もちろん推測にすぎませんが)

気になるのは、スカーの小脇に抱かれたウィンリィが本物なのか錬成
物かですが…う〜ん;…これが本物だったら危険すぎる気がしますね。
ただ、ゾルフの目を生半可な錬成物(切り株のロイみたいなー/笑)
で誤魔化せるのか…という疑問はあります。ご指摘も頂きましたが、
確かに錬成痕は見あたりません。それに材料の問題もありますよね。
軍人キメラはまだ生きてるし、証拠品だから使えない(笑)
まぁ他の物質は周囲に色々ありましたけど…。
でも、最初から一戦交える気はなくすぐに逃走する予定だと思えば、
あれは「偽ウィンリィ」の方が自然のような気もする。エドとアルが
彼女を任せるほどスカーを信用するか?という疑問もありますよね。
ただこれもご指摘を頂きましたが、時間がないのに加えてウィンリィ
なら「あたしが人質になるわよ!迷ってるヒマはないわ!」みたいに
率先して作戦に協力しそう…という説は納得できる気がします。
結論は出ませんがー(笑)
どちらにせよ、荒れてくる天候が幸いするはずですね。そしてスカー
にゾルフを引きつけてもらって、大役を果たしたウィンリィは安全な
場所まで逃げてゆくのでしょう。しばらく「行方不明」でいるために
はラッシュバレーには帰れませんから、もしかしたらイズミの所へと
身を寄せる可能性もありますね。

そしてスカーVSゾルフの3度目の正直は、まだ先に持ち越されると思
います。研究書の件を考えればスカーの役目はまだ残っていますし、
先月号でゾルフが語った「人間とホムのどちらが生き残るかを見たい」
という黒い望みを考えると、ある程度の結末を見届けるまではゾルフ
の死もあり得ないからです。
恐らくスカーの最期は、エドかウィンリィ本人をゾルフから守るとい
うシチュエイションになるような気がします。「内側から人々の意識
を変える」と断言したマイルズさんに未来を託しつつ、ウィンリィの
家族を奪った彼が今度は彼女とその大事な人間を守るのだと思う。
今月号でウィンリィが「両親が生かした命だから何か意味があるはず」
と言ったからには、「やはり意味があった」と読者も実感できる展開
になるはずですよね。結果として自分たちの娘を助ける存在だったか
らこそ、彼女の両親はスカーを生かした…という奇縁が示されれば、
それこそ「憎しみの連鎖」が切れるのにふさわしいエピソードになる
と思うのですが、いかがでしょうか。

きっと牛先生は、そういった「命の因果の不思議」を描きたいのです
よね。ウィンリィの両親が投じたのもやはり「正の一石」で、それは
一度は無駄になったかに見えたけど、めぐり廻って彼らの娘を救う石
となる。どこでその命が循環して、作用しあってゆくか分からない因
果の神秘…みたいな部分を多分、お描きになりたいのではと思います。
そしてそれは、最後にはロイやリザも巻き込んで行くんじゃないか…
などと予想していますが、どうかなv
こうなると本当、スカーの犬死にはあり得ませんねー。

でも、研究書解読チームはそれでいいとして、すごすご要塞に帰って
きそうなゾルフはどう動くのでしょう(笑)
大総統に報告などはするのでしょうが…そうするとレイブン中将の件
も追求されるし、あからさまに北キャラVSゾルフになってきますねー。
いっそレイブンの件もゾルフのせいにしてしまうか(笑)
マイルズさんはエドに「味方する」とは言ったものの、レイブン殺害
の件については真実を教える気はないんですね…恐らくは巻き込まな
いために。エドの自由を奪わないために。
そしてもう一つ、ゾルフがエドに「ブリッグズに血の紋を」と強要し
てきた時に、オリヴィエ様が黙っているはずもありませんよね。
皆に煙たがられて…危うしゾルフ!(笑)
ここでも注目されるのは閣下の命令ですが…最悪の場合、オリヴィエ
様を中央へ呼び、ゾルフをブリッグズの一時司令官に!なんてことも
あるんでしょうか。うーん…予断を許しません。
こちらも結論なしで来月を待つしかないようです。(あれ;)



あとは、スカーの本名についてもう一度考えてみたいな〜と思います。
先日TVで某ジブリ映画なんかやってるのをちらっと見て、なるほど
スカーも名前の最後に「ラピュタ」とついてるのかも、などと考えた
次第なんですが、皆さまどう思います?や、冗談ですが(笑)
でも、彼の本名が何かしら研究書の解読に絡んでくる可能性はありま
すよね。イシュ人の名前も「ファーストネーム+姓」だとしたら、姓
の方(兄者と同じ方)が何か暗号のように研究書に使われていること
も考えられるかも知れません。
(そういえば、マイルズさんって姓ですよねやはり??それならその
姓は父方のものになりますよね、母方の方でイシュの血を引いている
わけだから…。それなら、スカーの姓を聞いたら「その名は…!」と
なる可能性はまだ残っているわけですね。2人が会ったことのない遠
戚同士、という説はまだ捨てるには早いのでしょうか…)

他、あっと驚く名前だということもあり得ますよね。そもそもここま
で牛先生が明かさなかった理由はその「演出効果」のためな訳ですか
ら、すでに登場済みのキャラと同名である可能性は非常に高いです。
驚く名前…「ホーエンハイム」だったりして?(笑)
または「クセルクセス」とか?(バルス!と叫ぶと国の崩壊が/笑)
いや、興味深いですね。やはり彼の死の間際で明かされるのでしょう
か…マイルズさんあたりが「貴様の名を覚えておきたい」と言うかも
知れないし、ゾルフが「最期に名を聞いておきましょうか」とでも言
うのかも知れませんね。
うーん興味津々。



最後に現時点での北と中央の時差について考えてみますね。
先日、某方とお話ししていて話題に上ったのですが…今月号現在、北
の話と中央のロイアイではどのくらいの時差があるのか、ということ
です。まさかワゴンの花でここまで話が延びるとは思いませんでした
からね!(笑)
この2つの場所が最後に同時刻だったのは…他でもない、リザたんが
プライドに遭遇した時のようです。北のトンネルで、先遣隊のスミス
さんたちが救出された時ですね。あの時、プライドはわずかな時差で
大総統邸に帰ってきたと思われますから、ほぼ同時刻とみていいでし
ょう。そして言うまでもなく、中央はまだあの夜のままです(笑)
一方、北はと言いますと…
あ、あれ〜?実はそんなに差はないみたいですね;;
ゾルフ・エドアル・マイルズさんら一行が、スカー狩りのために元鉱
山の町へと出かけたのはどうやら「朝」です。ということは、ゾルフ
がエドに「仕事の話をしましょう」とか「この世界の変わる様を見て
みたい」と語ったのはその前夜、つまりリザたんとロイが電話で空気
を察し合っている頃とほぼ同時刻のようです…ね。
ということは、多く見積もっても時間にして約12時間くらいの差しか
ないわけですか…う〜んもっと北ばかり進んでいると思ってたなぁ。
中央は置いて行かれた分、ロイアイもろともまたしばらく干されるの
かとため息ついてましたが、そんなこともないみたいですねv
でも、来月もまだ中央の夜が終わってなくても驚かないですよ(笑)







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