FA65話感想!?(オフィシャルガイドブック4読後感☆)
FA最終回の放映から1ヶ月あまり…。原作最終話の再掲載とともに発売された
この最後のガイドブックは、文字通り「まとめ」の一冊になっているに違いな
いとは思いましたが、まさかここまで…!ここまでこの作品への熱い思いと、
各キャラへの愛がこめられた珠玉の一冊に仕上げられていようとは…!!
もうこれ、単なるアニメの解説本の域を超えているのではと思いますよね。
1キャラのその1セリフ、そしてそのワンシーンのために、どれだけの人々が
どれだけのパッションを傾けたかという…その舞台裏のコメントを見るだけで、
同じパッションを分かち合える喜びと言ったら…!!
そしてCVの方々がそれぞれのキャラクターに託した思いに至っては、もう時
には涙さえ禁じ得ないような…
(いやほんとに私、号泣しながら読みました!!厚さ1センチ強くらいの一冊
ですけど、1行1行にずっっっしりメガトン級の思いが詰まってます!!)
ちょっともう本当に感動です(涙)
そして新たな情報や作中の疑問が解消する部分もあり、私がちまちまと積み上
げてきた考察とぴったりリンクして個人的に強く納得する部分もあり…。
いや〜…あまりにも素晴らしいガイドブックでした。
以下、本当は1ページずつでも感想を述べたいところですけど、やはり完結後
ということで、制作に関わった方々とCVの方々のコメントを中心に言及した
いと思います☆
・とにかく監督の入江さんのコメントには一言一句、耳をそばだてる感じで読
んでしまいます(笑)私などが偉そうに言うのはおこがましいですけど、あま
りにも共感できるからですね。そしてそれは個人的にすごく嬉しいことなわけ
ですv
・P40〜41で54話の冒頭にイシュヴァール回想を持ってきた理由を述べていらっ
しゃいますけど、あれは本当に説得力がありましたよね〜。あの選択が54話を
神回にしたんですもんv(笑)結局は倫理よりも、ロイとリザとの個人的な絆
があの場を収めた、という解釈が大切なんです。でも入江さんのコメント以外
の部分で(どなたがお書きになってるのか存じませんが)「復讐の否定は罪の
消滅ではない」と断言して下さっているのも素晴らしいと思いました。
・「大総統の帰還」の解説ではもうどこを読んでも心拍数が上がって…(笑)
「「ただいま、諸君」の一言で状況を一変させてしまう」ってほんとにね!あ
の電話ごしの一言で瞬時にあの場の気温が下がるところはもう、言葉にならな
いほどカッコいい。あそこだけ何百回観たか分かりません(笑)あと、見栄え
のあるアクションシーンができるので閣下が重宝がられていたことにも萌えま
したvほんとにね!もうどこまでカッコいいのか…(笑)
・P68で、「散ってゆくフーさんバッカニアさん両名の死を自己犠牲として受
け取られないように留意した」という入江さんのコメントにも感激しました。
なるほど、対象年齢である少年少女たちのことを考えても大切なところです!
思えばこの作品には自己犠牲によって動いたキャラって一人もいないのでは…。
例えばエドの右腕を取り戻すためにアルが仕掛けた作戦なんかも、あれを自己
犠牲と解釈されたら困りますしね。誰一人として「いま自分にできる最善のこ
とを」という選択をしない、目の前の勝負から自己犠牲という感情の耽溺へと
逃げたキャラがいなかったのもこの作品の心意気ですよね。
・そしてなるほど、グリードの心の変化、「自分の所有物→仲間」…という認
識の推移の始まりを58話に設定していたんですか…。どこまで細やかなんでし
ょうか(笑)素人の物言いですが、監督さんの気配り目配りはお料理のシェフ
の仕事に似てますね〜。デリケートでなければできないお仕事だと思います。
・グリとリン、中村さんと宮野さんの二人羽織のような同時インタビューも、
すごく面白かったvなんかもう不思議な感覚ですよねー(笑)役者さん二人の
写真が出ていてさえほんとに二人で一人だった感じがするという…。
・お二人のキャラクター理解にもいちいち頷いてしまいました。「強欲の先に
あったものは愛情だったと思う(中村さん)」とか、「グリードの最期のセリ
フはあの瞬間に気付いたのではなくて、彼の中では分かっていたこと(宮野さ
ん」とかね。「リンは自分からはっきり言わなければグリードは認めないだろ
うと思ったのだろう(中村さん)」とか。うんうん(笑)ほんとに最期までカ
ッコ良かったですよね〜〜〜グリは!あの「最初で最後の嘘だ」には本気でし
びれましたもん。「もう何もいらねぇや」にもね。思い出すとまた涙が出ちゃ
いますよ…(うるる〜T_T)
・そして、「同じ身体に入ってからの半年間、悪くなかったぜ(中村さん)」
ってなにそれ!!萌えるじゃないですか!(笑)めちゃくちゃセクシーなご感
想だなぁもう(笑)(いやはっきり言うとエロいよ!!笑)いやはや、グリリ
ンに関しては本当にこのお二人の熱演あってこそだったと思います。ほんとに
魅力的なキャラクターでしたvラジオ、楽しみv
・59話の人体錬成拒否の解説で、P75に「(閣下にとって)ロイの決断は思いも
よらぬものだった」と書いてあるのは、これはちょっと個人的に異を唱えたい
気がします。解釈の大事なポイントなんですもん(笑)私は、ロイのあの選択
こそ閣下が秘かに望んでいた決断だったと思うんですよね。ロイの優しさを、
「欠点でもあり長所でもある」とまで認めていた人だから。
・あの時、よくホム兄弟の前であのセリフを言ったな〜とも思う。だって閣下
は明らかにあの時ラストを見殺しにして、他の兄弟から「こいつやっぱり人間
に味方する気なんじゃ…」と疑われていたでしょう?それを「扉を開けさせて
みせましょう」ということで、間一髪でお父様のご機嫌を損ねずに済んだわけ
ですが、それは表向きのこと。あの時閣下は、「人間の成長の可能性」をロイ
に賭けたんですよ。だからロイの成長を見て取った時、「腹が立つ」と言いな
がら微笑んだの。憤怒の笑み……矛盾する彼の心の中、そのものだと思いませ
んか?(泣ける…ぐすん)
・そして秘かな賭けに勝った結果、彼はもう心おきなくホムンクルスとして散
る満足を得たのでしょう。それが最期のセリフへもつながってゆくのです。
・だいたい、閣下があれほどまで無理をして地下に来たことがそもそも、ロイ
の選択を見届けたかったという証しですよね。それまでロイを野放しにしてた
のは閣下の意思なんですもん。
・だから、プライドを礎として無理矢理ロイの扉を開けることも、その時にプ
ライドの容れ物がダメージを負うことも、閣下にしてみれば予測の範囲内だっ
たはずなんですよ。だからこそ、もしかしてもしかしたら、「プライドが弱体
化して本体だけが助かるように」という意図がなかったかと……勘ぐってしま
うわけですね(笑)
・ってすみません放っておいたら考察コーナーになってしまうから止めます;
・そして三木さんのインタビューですが、これが何と言うか…(苦笑)少なか
らず苦労されたご様子が垣間見えて、思わず励まして差し上げたくなりました。
・「高いハードルが数多く用意されていて過酷でした」とか、「今でもFAのロ
イが僕で良かったのかなと不安になる時がある」とか…うわーん(涙)確かに
第一期の大川さんの支持率には絶大なものがあって…一部のファンの方々は今
もまだ三木さんを認めていらっしゃらなかったり…すると聞きますけど;私で
さえ初期の頃は「低めに集めて〜;」なんて偉そうに言ってましたし;もっと
後のページですが、音響監督の三間さんという方のコメントの中でも「前回と
キャスティングが変わって、三木さんと折笠さんは相当なプレッシャーだった
と思う」という言及がありますし;ご本人、大変だったんですね(涙)
・でも!!最終的には三木さんこそまさに等身大のロイだと思いましたから!
「青臭いところを残したFAのロイだから、僕が選ばれた理由もあると思う」と
仰ってますけど、ほんとにその通りですよねv今はもう、コミックスを読んで
いてもロイのセリフは三木さんのお声でしか耳に響きませんもの。
・「ホークアイとは前世姉弟だったんじゃないかな(笑)それぐらい強い結び
つきを感じる」…ってごちそうさまです(笑)でもお二人の声のバランスも絶
妙だったし、ほんとに理想のロイアイでしたよねvでもなぜ「兄妹」じゃなく
て「姉弟」??(笑)それだけリザたんには頭が上がってなかったということ
かな?一つ突っこみますと、前世姉弟でも現世では夫婦です(笑)
・61話、62話。ああもうこのあたりも本っ当にすべてが神がかっていましたよ
ね!!もう作画も演出も役者さんたちの演技も、全方向から熱い思いがほとば
しっていて…。この本の中で総計何名の方々が異口同音に言ってらしたか分か
りません、「みんなが本気で仕事をした、こんな体験は人生で2度とないかも」
って…。そのパッションあればこそ、視聴者である我々も「こんな素晴らしい
視聴体験は2度とないかも!」って、スタッフさん方と同じ思いを共有しつつ
全64話を見切ることができたのかなと思います。原作と同時にゴールとか、そ
ういう特殊なハラハラ感も拍車をかけましたけど、やはりこれだけ膨大な人々
をその興奮に巻き込んでやまない魅力というか、夢中にさせる力が原作にこめ
られているからこそ、制作する方々も受け取る我々も動かされたわけですよね。
も〜〜〜ほんっとスゴい(涙)鋼、素晴らしすぎる!!
・特に、61話には格別の思い入れがありますが(苦笑)それはまた後ほど。
・エドに追い詰められたプライドの魂に「父」と「母」の面影が刻まれていた
ことについて、入江さんは「私自身まだ解釈の整理がついていないのですが」
と断りながらも、「本人も気付かないうちにブラッドレイや夫人とともに築い
ていた「疑似家族」が心の拠り所になっていたのかもしれないですね」とコメ
ントされていて、個人的に非常に満ち足りました(笑)これはもう、その通り
でしょうねv
・釘宮さんのインタビューも、これがまた感動的で…。鎧アルがせっかく肉体
と出逢いながら「これじゃ闘えない」と決断して1度は帰ってゆくシーンなど
は特に、ご自身もものすごく悩みながら演じていらしたみたいですね。
・「モヤモヤと胸にいろいろな感情がくすぶったまま」「肉体と魂、二人のア
ルの心情を自分の中で整理をつけにくく」「これほどまでに役柄や置かれてい
る状況によって自分の精神がぐちゃぐちゃに揉まれることはあまりなくて…」
などなど、想像を超えた存在であるアルの心情を表現することがどれだけ困難
な仕事だったか、というのがしのばれるコメントですよね。そこまでして、そ
んなにも真摯に演じて下さっていたのかと思うと…本当に感動的です(涙)
・そして最後に身体が戻って、鎧アル専用の別録りブースから出てきて、やっ
と朴さんと並んでアフレコができた時、「戻れた」という実感があって心地良
かったと仰っているんですが…「私たちだけでなく、朴さんと私が並んで収録
する姿、その空気をスタジオにいるキャストやスタッフの皆さんが見て感慨深
かったようです」というコメントには、その場がほんとに目に見えるようで!
想像したら思わず感激で泣いてしまいました(涙)丸ごと作品とシンクロして
るじゃないですか〜〜(T_T)良かったね、アル!!そして他の誰も真似できない
深い演技を聞かせて下さった釘宮さん、ありがとうございました!!
・P124、未来写真のロイがまだヒゲのままだった;消してあげてよー(苦笑)
・最終話についての入江さんのコメントは、63話64話のアニメ感想で私が疑問
だったところにちょうど触れてあったりしてすごく共感しましたv
・「私はどうすれば良かったのだ、というセリフで最後まで自分の間違いに気
づけなかったフラスコの小ささを強調した」…あれは素晴らしいフォローセリ
フでしたよね〜。泣いている演出にしたのもきっと同じ理由なのかな?と思っ
たり。あれで初めてフラスコにシンパシーを感じましたよね。
・「アルを取り戻すアイデアに気付いたエドの表情は、意図的に「オレ、いい
こと思いついた!」という喜びを全面に出すように変えてある」…とのこと。
ここも見ていて個人的にすごく気になってたところでした。この後の真理君と
の会話も、どうしてこんなに軽快なの!?と思ったものですけど…。「エドが
「真理の扉を代償にすればいい」と気付く「瞬間」を描かなければアニメでは
次の展開に進みがたい」と入江さん。なるほど、ただ闇雲に原作と同じ描写に
してもダメってことなんですね。どんな小さな改変にもアニメで表現する側と
しての理由があると思い知りました(苦笑)
・朴さんのインタビューこそ、本当に何と言うか(涙)きっともう感無量、な
んていう言葉では表しきれない感情が渦巻いていただろうと思うんです。「溢
れる思い、語り尽くせない作品への愛。」ってコピーですけど、ほんとにそう
なんでしょうね。ここまで役にシンクロしてしまうと、今後ご自身を分離でき
るのかな?って思うくらい。それでも言葉を紡いで下さってるのが感動的でし
たね。しかも牛先生の貴重なエピソードまで…
・63話の収録の裏話とか、壮絶ですホント;「普段はそんなことはないけれど、
気持ちが入りすぎて周りからはピリピリして見えたかも知れない。あの瞬間、
自分の中にいるエドを逃がしたくなかった」…うわぁ;私も昔、楽器弾きとし
ての修業をしてた頃があったので、本番前のその気持ちは少し分かるのですが、
この「逃がしたくない」ってけだし名言!生々しいなぁ…
・あと、これは61話あたりだと思うんですけど…「全員が主役のような現場で
マイクの前で本当に戦いが繰り広げられたような。柴田秀勝さんの演技に鳥肌
が立ちました」とも…。これ、以前のアニ誌インタビューでも仰ってましたね。
でもだって観てても鳥肌立ちましたし(号泣)61話の異様なまでの熱さは今で
もすごく印象に残ってます。観る者の魂まで震わせる演技…その収録現場の生
の空気たるや、本当に役者さん達の本気のぶつかり合いだったんだろうなぁと。
無理だけど、見てみたかったー!(>_<)
・「FAが始まった当初は私と理恵で「みんなこっちだよー」って引っぱってき
た。そこにリンたちが新しい風を、オリヴィエたちが北の風を吹き込んで厚さ
が増し、その頃からやっとみんなに少しずつ荷物を分散していけるようになっ
た」というお言葉にも、すごく重みを感じます。第一期から数えて8年間も、
ずっとエドでいらした朴さんの視点で見た実感なんでしょうね。こちらまで深
い感慨に打たれてしまいます。
・そして最終64話の収録前のエピソードというのがね…これ実話?と思うほど
素晴らしくて!
・アフレコ前日がオフ日だったという朴さんは、その日急に思い立って新幹線
で日帰りの旅へと出たそうなんですが、その車中で台本のチェックをしながら
「列車で旅に出るエド」を思っているうちに、なんだかエドの心境とシンクロ
してグッときてしまい、思わず牛先生に暑苦しいメール(笑)を送ってしまっ
たのだとか…「エドもこんな気持ちだったのかなぁ」って。
・だけど!!その牛先生の返信というのが…(長くて全文は書けないけど;)
「9年間「生きるとは(何か)」と考えてきた私が、兄弟を通してやっと答え
を出せたのがあの最終話です。生きるとは「つないでいく」こと。それは遺伝
子的なもの、心、物質的なもの、すべて含めて「心」のつながり、心のリレー
なんじゃないかな」…というもので。朴さんは号泣してしまったそうなんです
が……読んでいる私も思わず号泣してしまいましたよ!(涙)なんという…!
なんて真摯な想いで、謙虚な視線でこの作品を描いてらしたんだろうと(涙)
きっと途中でご出産を経験されたことや、すべてがこの言葉に反映されている
んですよね。これ、今までのアニ誌インタビューでも牛先生の口からは語って
らっしゃらなかったと思うんです。朴さんでなければこんなに想いをこめて返
信されなかったかも知れませんしね。そしてまたこんなプライベートなお話を
公式媒体で聞かせて下さった朴さんの心情にも、ほんとに感動してしまって。
・いや〜…泣きました。ぜひ皆さまこのエピソードを全部お読みになって下さ
い…!!
・もう朴さんのインタビューだけでも、どれっっだけCVの方々が内的エネルギ
ーの限界まで鋼に命をつぎ込んで下さったか、というのが骨身まで理解できま
した。皆さんほんとに本気で鋼を愛してらしたんだなぁと…。もう一度最初か
ら真摯に見たくなりました。ほんとに。
・そしてこれまた感動のオンパレードだったのが、ここまで個別にインタビュ
ーのなかった他キャストさん方へのQ&Aコーナーです。もうね、ぜんぶ読ん
で下さい!という感じに皆さんの回答が素晴らしいんですが、個人的にきゅん
と胸にしみたものだけ、是が非でもご紹介したくv
・高山みなみさん:エンヴィーにかけてあげたい言葉として、「生まれ変わっ
たら人間になりたいね。あ、なれたらいいね」…そうですよね〜〜〜あの54話
の最期の演技を思い出してからこの言葉を噛みしめると…泣いちゃいそう;
・井上喜久子さん:ラスト姐の印象として、「深紅のバラ」。あ、なんか分か
るvラスト姐については、最終回後に「満足を得て逝ったホムンクルス」とし
て数えられているのを見てちょっと意外だったんですよねそういえば。その根
拠が彼女の矜持にあったというなら、早すぎる死は少し勿体なかったなぁとか。
閣下が彼女に理解を示していることからも、もう少し内面のドラマを見たかっ
た気がします。
・柴田秀勝さん;一番好きなセリフとして、最期の「用意されたレールの上の
人生ではあったが……よい人生であったよ」。……閣下ーーーーー!!(号泣)
本当はロングインタビューで閣下を語ってほしかったですけど!…でもね、も
うあの演技を見せられてしまうとね(苦笑)朴さんの仰りようを見ても、柴田
さんの想いは収録中に、作品の中にすべて込められていたのだと思いますから。
史上最強に漢前な人のお声を、ありがとうございました…!!
・三瓶由布子さん:セリムにかけてあげたい言葉として、「すべてはこれから
だよ。人造人間の兄弟や「お父様」の分もしっかり生きてね(中略)強くて優
しいセリムになってね」…って、あまりにも愛に満ちたお言葉に涙ぐんでしま
いました。そんなにもかわいく思って下さっていたんですね…!(確かに犯罪
的にかわいいのですが!)きっと最終話で生き残って、見事に成長してくれて
いるのを見てお喜びになったことだろうなぁ。黒と白、両方のセリムがここま
で魅力的なキャラになったのは間違いなく三瓶さんの力量ですよねv
・白鳥哲さん(グラトニー役)のコメントがすごく可笑しい〜〜(笑)
・沢海陽子さん:オリヴィエ様にかけてあげたい言葉として「きっとあなたは
今までどおりに生きてゆけるんでしょうね」。ええ、そうですよね(笑)姉上
は決して揺らがないと思います。沢海さんの個別インタビューはガイド3に収
録されてましたが、面白かったですよねv
・内海賢二さん:「後半ではお姉ちゃんに怒られてばっかりだったけどな笑」
ってほんとに(笑)「大人も楽しめる奥深さを持つこういった作品はなかなか
ないので、皆さんの思い出に残るんじゃないかな」と仰ってますが、まさにそ
の通りですよね。幾多の作品に出演されてきた大ベテランでいらっしゃる内海
さんの目にもそうお映りになったということが嬉しいv
・吉野裕行さん:ゾルフにかけてあげたい言葉として「満足できましたか?」
…これもグッと来るコメントでしたね〜。最期まで強烈な個性のゾルフさんで
したけど、そのキャラクターを愛して下さっていたのが伝わってくるお言葉で
した。
・折笠富美子さん:FAに出演したことへの率直な今の思いとして「最後まで緊
張していましたので任務完了でほっとしています。今後のホークアイの任務は
更に大きな希望を背負っていますけど(笑)」と…。やはり三木さんと同じく
第一期からのキャスト変更がプレッシャーでいらしたんですね(涙)でも、折
笠さんのとてもデリケートな、女性らしく可愛いけど時には凛々しく決然とし
た演技も様になるお声がとても好きでしたvこれ以上は望めないリザだったと
思います。そして彼女の今後を「更に大きな希望を背負っている」と表現して
下さったのが嬉しいですよね!「贖罪で大変そう」とかではなくて、ね(笑)
リザにかけてあげたい言葉としても「これからですね!」と明るく力強く言っ
て下さっていて、ロイとリザ2人を励ましてくれている感じでしたv
・佐々木誠二さん:シグさんの印象として「愛妻家、婦唱夫随(これ大事です
よ!」と仰っていて、思わず笑っちゃいましたよv本当は逆で「夫唱婦随」で
すけど、確かに鋼世界は現代の趨勢を反映して女の方がめっぽう強いのよね!
でも佐々木さんはそれを肯定して「妻に従うことこそ大事ですよ!」と仰って
いるわけですvご本人は存じませんが、素敵な方ですね(笑)
・石塚運昇さん:FAに出演したことへの率直な今の思いとして「とても難解な
作品でした。文学というより哲学書のようでした」と…。ホーパパを演じた方
がこういった作品理解をされているということが素晴らしいと思う。だってこ
の作品の縁の下の主人公はパパだったんですものね!そして一番好きなセリフ
は「こんなに長く生き続けてきたにもかかわらず「あぁ、でもやっぱり死にた
くねぇって思っちゃうな」」…ああ、そのセリフを選ぶお気持ちは分かります
よー!!なんて素直な、なんてピュアなセリフなんだろうと思いますもの…。
わーん63話を思い出してまた泣いてしまいそう(涙)さらにホーパパにかけて
あげたい言葉として「長い長い人生をようやく幸せに終えて、おつかれさん」
と…。すべての役者さんに言えることですが、変な表現だけど、皆さんまるで
自分に憑依していた霊が離れてゆくのを惜しんで激励して見送るようなニュア
ンスと言いますか…どの方のコメントもほんとに感動的です。
・三宅健太さん:FAに出演したことへの率直な今の思いとして「魂を吹き込む
ことがどういうことなのか、改めて自身に問いたいです」…と仰ってますが、
もうもう十二分にスカーさんには魂が吹き込まれていたと思いますよね!あの
深〜いお声とあの熱演でしたし…。ガーフィールさんとの演じ分けも驚嘆もの
だったし(笑)ガイド3でインタビューがあったけど、あんなお若い方だとは
思わなかったですよ!達者でいらっしゃいます。
・高本めぐみさん:ウィンリィにかけてあげたい言葉として「とても書ききれ
ません(笑)まずはありったけの想いを込めてウィンリィをギューっと抱きし
めたいです」…うーん愛されてますねウィンリィも!とにかく最終話では嬉し
恥ずかし8.5割の人生をあげちゃいましたしねv「瞬間センチメンタル」の歌
詞解説やガイド3などで、入江さんは再三にわたって「北の一件からはウィン
リィも積極的に前に出て来るキャラへと変化する」と仰っているのですが、私
はむしろこの子の本質は「待っている女」、と言うか「待ってやれる女」であ
って、鋼の中では珍しい「おっかさんタイプ」の女の子だと思います。原作で
は正直言って疑問のあるシーンも多々あったんですけど、アニメでの高本さん
の演技はどの場面も説得力に満ち満ちていて素晴らしくてv「声のフォロー力」
というのを最も実感させて下さいましたv
・そして歴代OP+EDをキラキラと歌い上げてくれたアーティストの方々のうち、
シドとしょこたん嬢のコメントが紹介されているんですが。さすがにしょこた
ん嬢の読み込みは深いですね〜v「(鋼は)人類にとって大事な作品。人類の
バイブル的な作品」と、「人類」という単語を使って日本の限られた人々だけ
でなく全世界の人間に通用する内容だと理解されていることに共感しました。
そう、「時代も関係なく」ですよね!もう私、プラトン著作並みの哲学書だと
言ってもいいくらいだと思いますよ〜ほんと。
・そして「RAY OF LIGHT」の歌詞のうち、どこを書き換えても「今日よりもっ
と強くなりたい」の部分だけは変えなかった、と制作裏話を披露されてます。
あのサビ部分はグッときますよね!(涙)エドアルはもちろんですが、最終的
にはロイやリザや他のキャラクターも人間的な成長をとげて完結したというこ
とは、物語の中でそれぞれの人物がみんな「今日よりもっと強くなりたい」と
願ったんだという証拠だと思うので…。そして特に63話では、ホーパパのキャ
ラソンとして他の歌詞部分の意味も重ねられて、もう本当に胸がいっぱいにな
るほど切ない「鋼ソング」になりましたよね。(僕はまだ何もできずに、君の
いた記憶の破片、また一つ消えてゆく…とか、新しい景色が増えても君はもう
どこもにもいない…の部分とか。ファイナルベストの特典映像は号泣モノ;)
・「日常のふとした瞬間にハガレンの言葉に助けられたり…(中略)生きてい
ることって一番シンプルで難しいことだから」…と真摯に語るしょこたん嬢は
すごく素敵な女の子だと思いましたvやっぱりね、真摯な言葉というのは必ず
人の心を動かすんですよ。鋼のセリフも歌詞も同じ。
・ここから先は制作スタッフさん方のコメントになるんですが、これがまた…
何と言うか興味津々です(笑)詳細な感想とか考察を書いてた者にとっては、
全64話を見ていてスタッフさん方が原作のどこをどのくらい、咀嚼されてから
演出を決めてゆかれたのかがとてもよく分かりましたし…。実際に演技をする
CVの方々のように表舞台には出てこられませんけど、料理の前にレシピ案その
ものを組み立てるこうした方々こそ、本来ならいちばん拍手を受けるべきなん
ですよね。
・どうしよう、全員の方々のインタビュー感想を書くのは大変なんですが、強
く印象を受けた部分だけでもピックアップしてみます!(私は普段アニメを見
ませんので、作画の方々の手がけた他作品や知名度などの知識も皆無ですから、
その辺はよろしくお願いしますね笑)
・三間雅文さん(音響監督):どうやらこの方が、千住さんの音楽をどこでど
う使うかを考えるのはもちろん、アフレコの時に役者さん方の演技バランスを
調整したりする役目も担っておられたようですね。オケで言えば指揮者の一人
と思っていいのかな?今まで全く存じませんでしたが、監督さんと同等に重要
なお仕事に思えます。声優さんたちに「もう少し肩の力を抜いて」云々のアド
バイスまでなさるということですし…。メリハリはここで決まりそう。
・第一期も手がけたということですが、つとめて「前作と比べてどちらがどう
ということではなく、違う作品を1から新しく作るという意識に価値があると
思った」と強調されておられます。そういう立場の方が「気を遣ったのはロイ
とホークアイ。多大な期待と思い入れを背負ったキャラだし、三木さんと折笠
さんは相当なプレッシャーだったと思う」…と仰るんだから、ロイアイお二人
は本当に大変でいらしたんですね;(お二人とも熱演で素晴らしかったけどv)
「多大な期待と思い入れ」という部分にニヤニヤしてしまいましたが(苦笑)
・うーん…「妥協をするのは絶対に許されない」「喧嘩になってもいいという
くらい本気でぶつかった」「ときには言い過ぎたかなと思うくらい」…等々の
表現を見ても、相当の厳しさで制作にあたっておられたご様子です。でもそれ
でコミュニケーションがどんどん楽になっていった…と。何だか野球チームみ
たいですね(笑)スタッフの方々みなさん言っておられますが、そういうチー
ムワークが後半から先の超絶クオリティにつながっていった様子ですね。
・千住さんの音楽についての言及もすごく面白かった(笑)原作を読み込んで
作曲すると、どうしても「いきなり大スペクタクル!」みたいな重厚な音楽に
なっちゃう、と言うのも分かるー!(笑)鋼はテーマがテーマですからね〜v
個人的にも初めのうち、音楽が重すぎてかなり「ええ〜;;」と思ったのを覚
えてましたので、三間さんの言及にはうなずき通しでした。
・最終話収録後の打ち上げって、よほど素晴らしいひとときでいらしたんです
ねv26巻のカバーで牛先生も書いておられたし…。皆さん仰ってますよね。
・最後、ファンにメッセージをと言われて「むしろ僕の方がメッセージを頂き
たい(笑)FAどうだった?」と答えてらっしゃるので、こんなとこに書いても
無意味だけどメッセージをお送りしたくなりました(笑)原作と同時完結する
その一部始終を、こんなこと人生で2度とない!というくらいに楽しませて頂
きました!!…と、そうお伝えしたいものですv
・千住明さん(音楽):千住兄妹と言ったらクラシック畑の人間にはあれこれ
と有名なので、果たしてどのようなお仕事をされるのかな…とか、とても失礼
ですけど心配もあったのですが、終わってみれば素晴らしかったですね千住さ
ん!「時代も国も言葉も越えた、世界共通で理解される価値観がすごい」…と
仰ってますが、三間さんのコメントにも「(千住さんが)ノリノリで熱くなっ
ていた」とありますし、ご本人も相当な手応えを感じられたご様子です。あの
人体錬成ワルツもだけど、シン組の戦闘シーンのパーカッションとか、思い出
すとあっちもこっちもカッコ良かったですよねvあと、やはり千住さんも「す
べてのスタッフの仕事が同じベクトルに向いていた」と仰っています。そこに
今回のFAの勝因があったのでしょうね。
・丸山博雄さん(MBSプロデューサー):うーむ…この方がどのようにFAに関わ
っておられたのかは失礼ながら皆目不明なのですが、コメントがあまりにも閣
下ファンを鼓舞する内容なので個人的に全身全霊で御礼申し上げたいです(笑)
「ある意味、影のMVPの一人はキング・ブラッドレイだと思っています」…
で す よ ね !!(笑)すみませんその一言で私の心は満たされましたv
「物語全体を通じてラスボス然としたその迫力でフィルムに緊迫感を与え続け
てくれた」とも…。なるほど、一時期はほんとに「閣下はホム組を裏切る」説
が優勢だったですしね。(私も思いっきり主張したんだけどなぁ^^;)そのあた
りを「ラスボス然」と表現しておられるのかな。ロイに自分の出生秘話を明か
すシーンなどからも、彼が秘かにお父様の裏で状況を操作しているように見え
たんですよね、分かります。最終的にどんでん返しは描かれなかったけど、で
もこうして「ラスボス然とした緊迫感」を感じた人が複数いたということは、
やはり閣下に関しては「深読みして下さい」というのが牛先生の意図なんだと
結論しています。諸々の考察で死ぬほど繰り返しましたが、やはり彼は「人間
の矜持をもってホムンクルスとして終わることを選んだ」人だと思います。
・ベストシーンとして61話を挙げていらっしゃるところも全力で同意させてい
ただきたく(笑)「彼が述べた数々の言葉には真理があった気がします」…と
仰っていることにも同じく賛成です。閣下のセリフには一つも嘘がないんです。
だからこそ、そこを足場にして物語を推し量ってゆけるんですよね。
・「改めて最後の一日(約束の日)を連続で見て頂きたい」とも仰っています
が、ああそれも分かりますね!ええと、49話ぐらいからずーっと約束の日だっ
たのかな?すごく長いですけど、完結したからこそ俯瞰できるものもあります
ものね〜。長かったようでいて結局、ロイが失明してた時間はもしかしたらほ
んの数時間だったのかも(原作では)とか、お父様が「神の力」を使えたのは
さらに短くてほんの数分だったなぁとか…(日食の皆既状態って数分しか続か
ないから、アメ国民の魂はすぐに戻っちゃったのよね笑)でも、それを文字通
り1分ずつじりじりと、ああまで壮絶なスケールで描いているのだから本当に
圧巻です!
・そして「漫画の底力とアニメーションの凄みを同時に体験した“2010年6月”
を、皆様と共有できたことをとても幸せに感じています」と締めておられるの
ですが、まさにそのお言葉に共感しました。ほんとにそうですよね!もう何が
楽しかったと言って、アニメと原作がほぼ同時に完結するのをリアルタイムで
カウントダウンしたというその「お祭り感」がたまらなかったv(笑)今後ど
れだけコミックスを読み返そうとDVDを見直そうと、これだけは2度と体験でき
ない感覚ですものねvうん…本当に特別な6月7月でしたよv
・米内則智さん(BONESプロデューサー):「新たな『鋼』を作り出すことは
チャレンジでもあり、もの凄いプレッシャーだった」と…。なるほど、やはり
どうしても前作と比較してバッシングする人などもいますしね;でもとにかく
原作準拠なのはFAだけですから、こうして完結した時点で完全に別モノだと思
いますけど。劇場版はそれともまた別ですけどね〜(笑)…確かに2度アニメ
化された漫画作品って珍しいのかな。例えば「オペラ座の怪人」なんかは、原
作は小説ですが映画でもミュージカルでも複数回作られていたりしますよね。
シャーロック・ホームズも、映画やドラマで色んなホームズがいるし…。でも
そうか、小説は「絵」が無いから映像の解釈が複数可能、ということもあるか
ら、やはり漫画のアニメ化は複数回はふつう無理かも(笑)
・大内良さん(ANIPLEXプロデューサー):64話中、ファンにもう一度観てほし
いエピソードとして「個人的にはブラッドレイですね。人間にもっとも近い人
造人間というか、両方の足場を持った存在でした。(中略)散りざまのカッコ
良さは必見です」と述べておられ、またしても狂喜乱舞してしまった私(笑)
うーん、表現が難しい部分ではあるんですけど、でも一連のFAの公式媒体を見
るかぎりでは、あまり閣下のことを「(人間とホム)両方の足場を持った存在」
とは強調してこられてないですよね、今回。もちろん原作を逸脱した描写があ
るはずもないから、原作準拠の作品としてこれ以上の表現はないのでしょうが、
もう少し深読みの余地はあると思うんだけどなぁ…。(←ファン心理を抜きに
してもね)…いえ、でもそのように考える方がおられるだけでも嬉しいですv
・最後に「劇場版をはじめ、まだまだ皆さんに楽しんでもらえるようスタッフ
一同頑張っていきますので」と締めておられ、劇場版の先にも何かがあること
を匂わせてますね(笑)え〜〜まさかOVAとか??もちろん大人の事情もあるこ
とは承知の上で、でも純粋に楽しみv
・倉重宣之さん(SQUARE ENIXプロデューサー):この方のコメントがまた鋼へ
の強い思い入れにあふれていて…(笑)「ダークファンタジーと銘打たれた通
り、痛みはある。けどあんなにも希望に満ちている」「完璧なエンターテイメ
ントと言う意外に言葉がない」「絵も芝居も音楽も、隅々まで“本気”が詰ま
った作品」「関わった人間すべてに充足感を与えてくれた」…そして「FAを知
りFAを好きになったことは何よりの幸せ。素晴らしい作品に巡り会えましたよ
ね!」…と最後は叫ばれてまして。いや〜ここまで言われてしまうと、ファン
はFAの「うまみ」の「おこぼれ」しか味わってなかったんじゃないかとさえ思
えたりして(笑)いちばん美味しい、「名アニメを作り上げた達成感」という
旨みはやはりスタッフさん方の特権なのかな(笑)ま、そりゃそうですよねv
うーん、何だかスタッフさんたちが羨ましい気さえします。
・「7月4日に電撃発表した「劇場版」に向かって走り出します!」と書かれて
おられますが、また追加情報が発表されるのが楽しみですねv
・菅野宏紀さん(キャラクターデザイン):言うに及ばず、作品の根幹を担う
お仕事を成し遂げられたお方ですね!ええと、でも実は、個人的にはあまり今
回のアニメ化に絵的な関心はないのですが…(すみません;)あ、でもサウン
ドトラックのジャケット絵を「描いていて楽しかった」と仰っておられるのは
何だか分かる気がvあの一連のエドの空気はいいですよね(笑)少年マエスト
ロ!みたいな感じですごくかわいい〜v
・ところで、「荒川先生が原作の最終話を完成させる前に描いた入江監督の絵
コンテでは写真のリンにヒゲが生えてました(笑)」…というコメントは少な
からず気になるかも?(笑)「個人的にはそのくらいの(原作からの)変化は
あっても良かったと思わないでもない」…とも仰ってるんですが、それって…
そ れ が ロ イ の ヒ ゲ の 理 由 !?(笑)まぁファルマンの
写真もいじられてましたし、同じノリみたいですね(笑)
・大野木寛さん(シリーズ構成):アニ誌でこの方のコメントをちらっと拝見
した時、なんと的確で素晴らしいのだろうと思ったのですが…それもそのはず、
脚本を担当しておられた方だったとは;;無知にも程がありますよね(苦笑)
もちろんオケで言えば指揮者の一人でおられるわけですから、その深い作品解
釈はとてもとても圧巻でv個人的にものすごく共感させて頂きました。その他、
もちろん制作裏話的な話題も興味深かったですね〜。
・「今だから言えますが、アニメと漫画連載をほぼ同時に終わらせるというの
が今回のプロジェクトの最初からの目的でした」と仰ってますが、やはり最初
からそれがネックだったんですね!でもそれ、どういう効果を狙ってそう決め
たんでしょうか(笑)連載とデッドヒートさせたかったというか、アニメが原
作に追いつく緊張感と、最終回近くの「今月の連載分がもうアニメに!?」と
いう驚きや、双方のシンクロ感を狙った…のかな?だとしたら思いっきり踊ら
された気がしますが(笑)だってその効果といったら絶大で、最後はヒタヒタ
と背後に迫るアニメにほんとにドキドキしたし、しかも先行するネームから起
こしたネタバレ部分まであったりして…。本当にファンとして忘れられない思
い出になりましたものv
・「軽めのエピソードを仕方なく省略したら後で伏線として拾われてあわてた
り」「(ネーム段階の原稿からシナリオを起こすことで)この絵はなにを意味
してるの?と解釈が分かれることもあり」「完成原稿で台詞が変わることもあ
る」…等々、リアルな現場の苦労も語られてます。でも牛先生は無意味な描写
をなさらないし、セリフもロジカルだし、理屈で説明できない展開は描かない
から、むしろお仕事のしやすい面もあったんじゃないかと想像しますけども…
そ、そうでもないのかな〜(苦笑)
・そして「結末までたどり着いてみて改めてこの物語のテーマは?」と問われ、
「物語全体を通して「あきらめるな!」という強いメッセージが投げかけられ
ていたように思う」と回答されています。同じことをアニ誌でも仰っておられ
ましたが、これはほんとにその通りですね!エドアル兄弟に限らず、「あきら
めるな」というのはロイの口癖でもあったし、リザにもそれは影響を及ぼして
いたし…他のキャラたちも己の意思を最後まで貫き通しつつ、それぞれの戦い
を駆け抜けたと思います。「揺るぎなさ」こそが「カッコ良さ」の真髄であっ
て、男女の区別なしに鋼キャラがみな漢前なのは、彼らの意思の力が「目的を
あきらめること」を決して許さなかったから…とも言えますよね。もしかした
らそれは、夢やロマンとかより地に足のついた思考を好みがちな、女性の目か
ら見た「漢前の基準」だからこそ?とも思うんですけど。(まず牛先生ご自身
が漢前なんですよねーきっと笑)
・あと、「これはエドの成長物語である」とは誰もが言う感想ですが、具体的
にどこが成長の証しでしょう?と問われるとけっこう難しいものです(身長が
伸びたとか以外にね笑)。でも大野木さんはその根拠をきちんと挙げておられ
るんですね。例えば、「連載が始まったばかりの頃のエドに「はい、賢者の石」
と渡したら、迷わず使ったと思う。それが真実を知ることによって「使えない」
という結論に達し、最後にアルの身体が失われた状況でもう一度その選択を突
きつけられる。リンに賢者の石を使えと言われた時のエドの懊悩といったら想
像できない辛さだったろう。しかしエドは「使わない」。同じ結論だが深さが
違う。ここに大きな成長を見る(管理人要約)」…とか。すごい説得力ですね。
この「何をアルの代償にするか」の部分は、すでに完結インタビューで牛先生
が答えていらっしゃるとおり、最初にスタッフに伝えられていた案と実際の案
とが異なると仰っていますけど。「最初にうかがっていた案も十分納得できる
ものだったけれど、でも本当にこれでいいのかと荒川先生もきっとあきらめず
に考えた結果、あのアイデアに辿り着いたということだと思う」…と。うーむ、
ファンサイドとしては、何とかしてその「最初の案」を知りたいと思ってしま
いますが!(笑)これはもう誰も語ってくれないのかしら〜〜;;(笑)
・また、「今まで(エドアルは)二人一緒だったのに、最終回で一人ずつ旅に
出る。実際には一緒にいなくても心は一緒、という確信が持てたからこその選
択。これもまた非常に大きな成長の結果(管理人要約」…とも仰っていますが、
これも大納得ですね!これは物語の途中からも兆しとしてあったと思うけど…
どうもホーパパがアルの「プライドと一緒に土ドームに籠もる作戦」を実行し
たあたりから、エドの「弟からの卒業」が進んでいった気がします(笑)そし
て大野木さんの仰る「心はいつも一緒」という確信って、あの混線した二人の
空間の「勝手口から一緒に帰還した経験」に由来してるように思えますよね。
もちろんホーパパの役目はそこでも生きていて、最終戦でパパがやっと父親と
しての自分を自覚し、エドがようやくパパを父親と認めることで、エドはアル
の保護者(擬似父親)だった自分を「アルの兄」へと正しく認識し直せた、と
も言えるような。だってもしエドが「アルの保護者」という自己認識のままだ
ったら、ウィン子にプロポーズなんて絶対できなかっただろうしー(笑)そう
いう意味では、ホーパパは最後にちゃんと息子の成長をうながしていってくれ
たんだなぁと…。そしてパパ自身も、逝く前にちゃんと親として成長できたっ
てことですよねv
・さらに、まぁ63話を見れば一目瞭然でしたが、「悪役としてのお父様=フラ
スコ」にも大変フェアな立ち位置を与えて下さっているのには感激しました。
「彼も不幸と言えば不幸な存在で」「手段はどうかと思いますが、狭い所から
外に出たいというのは欲望として自然じゃないですか」…そうなんですよね。
出発地点としてはフラスコもホーパパもエドも、みんな同じ欲求の上なんです。
最終話の考察ページですでに書きましたけど、もっと広い世界へ!と望むのは
人間の根源的な欲望であって、それ自体には善も悪もありません。「…つまり、
人間の欲望がカリカチュアライズされた存在――力や知識への欲望が肥大化し
たもの。それが「フラスコの中の小人」だったんだろうなと」…その通りだと
思いますね。ですから、(これは「焔の錬金術師と作品考察」あたりで書いた
気がしますが)やはり人間の中から出てきたものである以上、究極的にはフラ
スコは絶対悪とは言えないのです。そしてスタッフさん方もそうお考えになっ
たからこそ、あの63話の描写があったのだと思います。
・他にもすごく共感できる部分が多々ありましたvできればこの大野木さんや
入江さんにはコミックスの1巻から最後まで解説本などを書いて頂きたいくら
いですが…。こうして肯定的に理解して下さるスタッフさんに恵まれて、ほん
とに鋼は幸せな作品ですねv
・さ〜〜ここからはボンズの皆さんの寄せ描きコーナーなんですけど、これが
また…!!(笑)もう心底、眼福ですーーー眼福vvvなんて贅沢なのー!!
とにかく愛にあふれていて可愛いイラストばっかりなんですよvほんと、素で
きゃあきゃあはしゃいでしまうほどv(^^)らぶv
・もうここは叫ぶしかないと判断し、思いのままに叫ばせて頂きますね(笑)
一身上の理由で2枚目の色紙からv
・はい、もちろん絶叫の筆頭はシャオメイを膝に乗せてる閣下ですvきゃーv
ピンクのシャツの胸元にはプラチナっぽいチェーン!組んだ足、指に挟んだシ
ガー、もうどこから見てもその筋の人ですが(笑)でも死ぬほど決まっていて
カッコ良すぎ;(ハァハァ;呼吸困難ですー///>_<)欲を言えば指輪は薬指に
お願いしたかったけどvvシャオメイがきばを剥いてるのがまたかわいいーv
「ありがとう大総統」と書かれていますがそれはこちらの台詞ですよねv描い
て下さってありがとうございましたーvふきふきv(←鼻血拭いてます)
・なにげに左側にいるマリモたんもめちゃくちゃかわいいなぁ。べろがv
・メイ子と鎧アルもすごいかわいいいいいv二人の雰囲気が萌えーvアルの目
の表情がいいですよね、ニコってv
・P157の「君は私のミューズ(女神)だ!」…と叫ぶロイは対ラスト戦仕様?
第一期のロイを彷彿とさせる決めポーズと、露わな腹筋が眩しすぎる!なのに
添えられたコメントが「脱腸の手術をしました」って爆笑〜!(すみませっ;)
なんですかその落差!(笑)(該当のスタッフの方ごめんなさい^^)
・奥さまとセリムたんも激キュートですvやっぱり私ブラッドレイ家のメイド
になって坊ちゃまのお世話をしたいよ!(←病気)…ところでこの坊ちゃま、
なぜかぞるぞるを大事そうに手に持っているんですが…なんか昆布みたい(笑)
あるいは寄生獣??(ミギーv)
・さりげないゴリさんや泣いているグラトニーもユーモラスでしたv
・では戻って一枚目!!なんだろう、皆さんキャラがかぶらないように描いて
下さっているんでしょうか…それとも担当キャラを描いたらこうなったの?主
要キャラが一通りみんないますね。ありがたいことですv
・いやー何と言っても上半身裸のシグさんのド筋肉が嫌でも目に…(笑)
・リザたんがかわいいーvかわいいーvブラハと一緒vアルもかわいーv
・目つきの悪いベビーエドをだっこしているトリシャさんも素敵v
・ホーパパの表情と、その頭に乗っているピナコさんもかわゆいvもう一度、
ごはん食べられたら良かったねパパ…。(幸せに逝ったのは分かってるけど)
・姉上もお綺麗です姉上ーv姉上ばかり描いていらしたスタッフさんは、まる
でA家のお抱えの肖像画家になったような気分かも知れない(笑)
・シン組も微笑ましいですねvフーさんもちゃんと元気そうでv
・そして中心にいる入江さんのエドが…絵はかわいいのですがコメントの字が
非常にこう…破天荒な筆跡で(笑)すみません、いつもの理知的な解説文との
ギャップが微笑ましかったですv
・しかし何ともアットホームというか、素晴らしい寄せ書きですねvほんとに
皆さんの気持ちがこもっていて癒されました(^^)
・そして大トリは監督の入江さんのちょっと長いインタビュー。すでに各話の
解説部分や、他のインタビューで語られていることも多かったのですが、総括
的なコメントを幾つかご紹介させて頂きますね。
・終盤、どんどん追いつく原作とのスケジュール調整の厳しさを問われ、「制
作が始まった頃、原作は「約束の日」に入っていて、終盤が大スペクタクルに
なりそうなのは見えていたので、そこに至るまでのスケジュール確保を心がけ
ていた。それでも最後の数本は総力戦だったが、スタッフがよく乗り切ってく
れた(管理人要約)」…と答えられています。うーん、「約束の日」が連載さ
れてゆくのを横目で追いながらの制作だったんですね。もうそれだと、作って
ゆくそばから「ラスト近くは凄そう…」と緊張してしまいそうですけど(笑)
でもきっと、その厳密なスケジュール確保(コミックス1冊分をだいたい2話
で消化していた感じでしたが)こそが勝因だったのでしょうね。個人的に監督
さんのお仕事って、物語を咀嚼して「どこを見せるか」を決めるセンス的なも
の、芸術的な感性が第一だと思い込んでいたんですが、むしろそれよりも作品
の全貌を早くからつかんで、適切にその話数に「割り振る」センスの方も求め
られるような…そんな気がしました。いえ、もちろんこれがTVシリーズだか
らなのでしょうが、64話もあるとバランス感覚って大事だなと思って…。その
中で各話の見せ場や、エンディングの切り方(イントロだけ来ちゃうとかv)
を演出するんですから大変ですよね!しかも個人技じゃなくてチームプレイな
んだから、ほんとに神業だなぁと思います。一人でこつこつ作るほうがずっと
楽な場合もあるじゃないですか?(笑)
・「すべてのキャラクターに決着をつけたい、という荒川先生のご意向は企画
が動き出した当初からお聞きしていた。終盤は毎回見せ場の(決着の)連続に
なるだろうと予想できたが、その意向は個人的にも賛同できるものだったので、
シナリオ会議ではどの話数をどのキャラに振り分けるのか、という形でシリー
ズ構成を検討した(管理人要約)」…とも仰っています。なるほどですねー。
人間側キャラには未来があるから簡単だけど、特にホムンクルスたち一人一人
の散りざまなどはそれぞれにテーマが違って見ごたえ十分だったと思います。
もう最後はエンヴィーにすら泣かされてしまったし(あれほどヒューズの件は
許せないと思いつつもなお…苦笑)、人間と関わりすぎた3人に至ってはむし
ろ人間側のキャラよりも深いテーマを背負わされているのが分かって、ほんと
に胸いっぱいでしたね…(しみじみ。)まぁもちろん、未来を背負わされたキ
ャラだって大変なんですけど!(笑)それにしても毎回毎回、ものすごいボリ
ュームのドラマが詰まっていたなと思います。
・そして、個人的にもぜひ質問したいと思っていたことを質問して下さってま
した〜v「印象的だったのが、63話でホーエンハイムの描写が加えられていた
ことですが、これにはどんな意図が?」と。そうですよね、あれは素晴らしか
ったなぁ。対する入江さんの回答は、「まずは原作最終話の113ページ分を2話
に分けて描こうと決めたことが出発点」だと…。そして、「各話ごとの話の軸
を作るにあたり、63話の軸を「ホーエンハイムの決着」として、より強調する
ためにアレンジを加えた」とのことです。「彼が最期に至った心境により厚み
を持たせる意味で、お父様のそもそもの動機と彼(=ホーパパ)自身との関係
をクローズアップした」と…。いや本当に、まさにあの場面にふさわしいフォ
ローでしたよね!このへんの感激については63話のアニメ感想の方で思いきり
叫んだので割愛しますが、原作最終話の中でのお父様の扱いがかなりあっさり
したものだったこともあって、個人的には作品理解のためにぜったい必要不可
欠な部分!と思っています。
・そう、まさにP160で入江さんが答えて下さっている部分ですけど、「フラス
コにとっては、彼に影響を与え導く存在がいなかったことが不幸だったと思う。
ホーエンハイムが最期に抱いた後悔もそこに由来している」…と。これがすご
く重要だと思うんですよね。あの少佐が駆けてくる直前の描写(夕陽の中の)
での、パパの後悔がね。俺の血から生まれたのに何もしてやれなかった、って。
「自分はフラスコがいたから奴隷から身を起こして錬金術師になることができ
た。もっと違った形でコミュニケーションを取れていれば、フラスコも違う道
を歩めたんじゃないか――ホーエンハイムはきっとそんなことを考えていたの
ではないか」…と仰る入江さん。すごく共感してしまいます。(というか同じ
こと私も考察で書いてたvなんか嬉しい(笑))そう、あの時やっと、初めて
フラスコは「人間扱い」されたんですよ。見ている側にシンパシーが生じた瞬
間でしたね。そこで初めてエドによってもう一度チャンスを与えられたプライ
ドのことが生きるんだと思います。つまりはホーパパがフラスコにしてやれな
かったことを、エドが代わりにやってくれたということですね。だから本当、
牛先生が「生きるっていう事はリレーみたいなもの」と仰るとおりで…。親が
できなかったことを子供たちが成し遂げるとか、そういうものまで鋼は見せて
くれたなぁと思います。「大総統」という職がロイにまで引き継がれてゆく、
その未来を想像しても、そこかしこでバトンの受け渡しが行われているんだな
って思いますよね。(何でもかんでも閣下につなげてしまってすみませんが、
彼が遺したのは「遺伝子」というバトンではなくて、むしろやはり社会的な、
やがてロイへと渡る大総統職のバトンだったのかもね。)
・結末について、「悲劇的な雰囲気から始まった物語がこれほどのハッピーエ
ンドを迎えることができたというのは大きなこと」と語っておられるのも印象
的でした。「悲劇的に始まった物語は、そのまま寂寥感を孕んで終わらせたく
なってしまうもの。その方が作品のトーンが保たれるし、結末の暗さや切なさ
が魅力につながる場合もある」と…。なるほど、それも分かりますよね!安易
なハッピーエンドが似合わない作品だってあります。「でも『鋼の錬金術師』
はそうではなかった。物語作家としての荒川先生の舵取りの力強さを感じる。
長い間追いかけてきたキャラクターたちが、これからも希望を持って生きてゆ
く――。見た人を幸せな気持ちにすることができる作品は素晴らしい。原作が
そういう終わり方をしてくれたのがとても嬉しかった」…いや本当にそうです
ね。その通りです。しかもラストのカットは「旅立つエド」でしたからね…v
「これは終点じゃないんだ。これからも色んなことが起こるけど、エドとアル
はこれからも生きてゆくんだ――そんなメッセージが伝わってくるようだった」
入江さんの、静かな語り口の中にも作品への確かな愛情が垣間見える、素敵な
インタビューでしたv
・他作品は残念ながら存じませんが、入江さんの武器はきっとその繊細さでい
らっしゃるのでは…と思いながら読んでおりました。ここまで大切に大切に、
鋼世界をアニメという窓から俯瞰させて下さってありがとうございました!!
心から楽しませて頂きましたv
・というわけで。はぁ……おなかいっぱい(笑)あとは巻末のおまけ企画です
が、これはまたの機会に、追伸のような感じで書き加えますねv
・とにもかくにも素晴らしい1冊でした。海外にいらしたり、あれこれの事情
でお読みになれない方々にも、少しでもこの魅力が伝わっておりますように!
2010/8/26
文責:結城鈴々
◆おまけ
・では「4コマ錬成劇場」と銘打たれた、豪華なコラボ4コマ…(えーつまり、
ガソガソの他の作家さんたちが「完結おめでとう!」というメッセージと共に
自作キャラと鋼キャラの絡んだ4コマを描いていらっしゃるという企画)…の
簡単な感想など♪
・と思ったのですが、実を言いますと私、鋼以外の作品をちゃんと読んだこと
がないのでした…すみません;(キャラが分かりません;)ですので、ほんの
2,3言ほどだけ…。
・でもいくら私だって、この企画タイトルページが他作品の主役キャラによる
エドコスプレ(赤コート着用)だってことは分かりますよぅ〜v確かにこれは
豪華ですよね豪華!みんな赤コート着てます(笑)マカちゃんも、藍蘭島な彼
女(お名前存じ上げません;)も月宮ちゃんも、みんなエドコスですー。
・4コマはどの作家さんのもそれぞれ可愛くてv鋼とその作品、どちらもお好
きな方々にはまさに夢の企画だと思います。(でも全作家さんというわけでは
ありませず…。唯一、ブラッディ・クロスだけは割とちゃんと読んでいるので
キャラも分かったと思うんですが、残念ながら米山先生は4コマを描かれてま
せんでした;)
・4コマのほうで個人的にすっごく気になったのは少佐のお手製のプロテイン
ドリンク…(笑)ヤバイと思いますあれ!なんか絶対!(笑)飲んでみたいけ
ど飲んだら何かが元に戻れなくなりそうっていうか!?(ひぃぃ笑)
・あと、「ど根性ガエルなアル」は真理だと思いました。説得力ありますよ〜
あれは(笑)
・関西弁の漫才師エドもかわいかったですv
・9年間の連載中、読者だったけどその途中からご自身がプロデビューされた
という作家さんもおられたようですね。そういう方から見たら、「鋼の作者」
って雲の上の存在なのかな…どうなんでしょう(笑)
・でもそうしてみると牛先生ってすでに中堅のようですけど、実はまだ鋼が第
一作目なんですよね…。いつぞやのユリイカインタビューの中で「(ご自分の)
コミックスが積んであるのを見て、10年でこれしか描けてない!って思う」と
仰ってましたが、それって正直なお声なんだろうな〜と(苦笑)でもだけど、
これ以上のクオリティの作品って描けるんでしょうか!?そういう意味で、描
くものすべてがヒットしてゆく漫画家さんって本当にすごいなと思いますよね。
自分の引き出しが無数にあって、描いても描いても泉が枯れないってことでし
ょう?まぁもちろん、そうした作品に深みがあるかというのは別問題として。
・牛先生の第2作目は今のところまだまだ遠い感じですが…(苦笑)でも寡作
でいいので、またずっしりした深い作品を錬成していただきたいものですねv
・…以上もちまして、公式ガイド4感想の完結としたいと思います☆
・あ、あと1つだけ大事なことを…!最後の最後、カバーの折り返しのところ
にあのセリフが印刷してあったのがとても素敵だったんですvそう、「十もら
ったら自分の一を上乗せして十一にして返す。小さいけど、僕たちがたどり着
いた新しい法則です」…というアルのセリフですね。まるでFAに関わった方々
が全員、その通り原作からもらった十に自分の一を上乗せして返してくれた結
果が、この「原作とアニメ同時完結」というイベントの盛り上がりにつながっ
ていたのかな〜…なんて。
そんな風に思えてしまいました☆
(2010/9/5)