talk-9

------------------------ 9巻 ------------------------

 さあ、ついに来ましたv軍部ご一行様の大暗躍+大活劇の巻!っていうか
実質はロイ・マスタングの大暗躍+大活劇ですねv(真の主役は66だった
りするかも知れないけど。。。)あとは、とうとうヒューズ氏の件を知った
エドたちの葛藤。この9巻も盛りだくさんで魅せてくれてますね。

 いきなりですが「無精ヒゲ」からコメントします。あ〜もう…かわいいv
目の下のクマも、疲れた表情も、すべてがセクシーですねロイって。この人、
なまじ格好いいアクションするよりも、疲れてヘタっていた方が人気が募る
んじゃないかと疑いたくなりますよ。男性諸氏!おのれを強く見せることも
大切ですが、案外弱いところをさらけ出した方が女の保護欲(母性愛とも謂
う)をそそるものかも。希代のプレイボーイ・増田さんに学ぼう!
 さて、そして全国何万人という乙女のココロを鷲掴みにした、トイレでの
オールバックですが。これはも〜、コメントのしようがありませんわ(笑)。
萌え針が振り切れてしまっていて測定不能ですv(←もはや不倫ですね)
 それより、彼と少佐の会話が意味深です。少佐がとても良心のある人だと
よく分かりますよね。でも、良心に忠実であっては出世できないということ、
そして出世しなければ彼らの国を変えられないということも、分かります。
少佐がロイの真意(ただの野心家ではない)を見抜いていたとは、ちょっと
意外でしたが。オールバックも良いけど、「なんの話だね」と少佐を制しつ
つポーカーフェイスをする彼がとても素敵です。クールだねv

 そして、軍部内でスパイ活動をするウロボロスたち…。軍部の人々に自由
に化けるエンヴィーは、ちょっと厄介な存在ですね。「エサを与えてやらな
きゃ」の発言で、私はてっきりエンヴィーがリザに化けるのかと思ったんで
すが。ロイはまだエンヴィーの能力を知りませんからね。でもこれ、将来的
に彼に仕掛けられる可能性のある「罠」じゃない?まぁロイは、日頃から彼
女を緻密に観察してそうだから(笑)、偽リザにはすぐ気付きそうですが。
でも、大総統の「扉を開けさせる」発言もあるから、少し心配…。あらら、
これはまだ未収録分ですね。ごめんなさい。
 そうそう、ラストの偽名にも驚きました。ソラリス!何を隠そう、私はタ
ルコフスキーの大ファンですから〜。ようやくその名「色欲」の本領発揮?
と思いきや、後にハボさんのあまりの奥手ぶりが発覚するわけですが…それ
も次巻のお話。ごめんなさい。(少年誌じゃムリだよね〜ごほごほ。)

 一方、エドたちはようやくセントラル入り。避けて通れないヒューズ氏の
一件でしたが、ここでロイが嘘をつくとは!不満そうなリザが可愛いv
 彼女のあのセリフ、「こんな時だけ子供扱いですか」は、2巻でのタッカ
ー事件後のセリフ「大人ぶっていても、あの子たちはまだ子供です」と対に
なっているんですね。あの事件の時は「国家錬金術師なら子供だろうと人間
兵器に変わりない」と厳しかったロイなのに、今回は「彼らは知る必要がな
い」と子供扱いした(本当は逃げた)ので、リザはちょっと皮肉を言ってみ
た…という所かしら。結構キツいなぁ(笑)。こんな風に切り込めるの、や
っぱり彼女だけですよ。
 案の定、すぐに本音を吐くロイ。リザの「仕方のない人ね」というような
ため息が、んも〜〜夫婦vそのあとの「うん?」といい、彼らが2人きりの
場面での互いのリラックス度はホントに夫婦ですね…。照れとか皆無だし。
恋愛超えてる、と読者が思うのも無理ないわ。

 その後の展開は、ロイの有能さが余すところなく描写されていて超GOOD!
彼、本当に回転が速く、決断も早く、甘さのない男なんですね。強引とも言
える行動力は、自分に対する絶大な自信の現れ。部下たちの的確な使い方な
んか、惚れ惚れしちゃいます。それに、「迷いがない」ってことは上に立つ
者の必須条件。うーん文句なしに格好いいです。
 でも、一方で軍部内での厳しい位置関係も分かるような。ロイの生きるス
タンスなのかも知れないけど、彼は周囲から誤解されることに何の痛痒も感
じないようですね。まぁ、「野望」を隠すためには誤解されていた方が都合
が良い…ということもあるでしょうけど。それにしても、味方であるはずの
少佐にまで反感を持たれるような行動をして(すぐ誤解は解けたにせよ)、
それでも平気な顔でいられるのは、彼の信念が並み並みじゃない証拠ですね。
だって、この9巻で何人の反感を買ったことかー。憲兵に鑑識医、エドたち、
「エリザベス」と長電話中に彼の部屋にいた部下の人々…数えたらストレス
で胃が痛くなりそうじゃない。敵ばかり作って。
 こんなに孤立していたら、普通は生きて行けないと思うー。だからこそ、
ロイにとってはリザの存在ってホントにかけがえのないものなんでしょうね。
逆に言えば、リザだけが真実を分かっていればロイは大丈夫なんだろうなぁ。
ま、ほかにもハボックやその他東方司令部から一緒の面々は、正しく上司を
理解した上で付いてきていると思いますが。でも、彼らじゃ届かない部分に
まで、リザなら届くからね。「ロイアイ」にはちゃんと根拠があると実感し
た9巻でした。うんうん。
 しかし…周囲に理解されようと自ら努めないっていうのは、ロイの生来の
性格なのかも知れませんね。。。

 そしてもう一つのドラマ・エドたちの戦いは、主のいないヒューズ家で。
グレイシアさんに洗いざらい話してしまったら、今度は彼女たちが危ないよ
うな気もするけど、エドはフェアでいたかったんだね。良い子だな〜本当。
 アルのセリフ、何とも泣けますね。そんな身体はいらない、か…。エドが
きゅっと目を閉じて自分を責める様子も可哀想です。この子ってば、ホテル
ではきちんとウィンリィを気遣ってあげて、おなか一杯でもアップルパイを
食べてあげるし、なんて男前なんでしょうねー。女々しいところがなくて。
 こんなピュアな子、グレイシアさんだって責めるはずがないよね。理解し
てくれる人々に恵まれて、頑張れ兄弟!ウィンリィもねv

 …で、いよいよロイ対ウロボロス戦に突入ということに。
 面々のコードネームがすべて女性名なのは、意地というかおさすがですね!
きっと全アルファベットに即対応すべく、日頃から準備怠りないに違いあり
ません。ほらほら、嘘発見器に負けないために、犯人が事件に関係ない連想
語を言えるよう練習するじゃない?あれよあれ!ロイは「あ」と聞けば「ア
ンジェラ」、「い」と聞けば「イボンヌ」とか、女の名前がすらすら出てく
るように鍛錬してるのよ〜(笑)多分。
 カッコいいハボさんと、超勇ましいリザの感想は、次巻にまわしますね。
 いえ、字数取りそうだし。。。